朝、マサイの家
隙間から差し込む朝日と頭痛で目を覚ます
重い身体を起こしてリビングへ向かうと、すでに起きていたシルクがいた
朝から100%の笑顔を向けるシルクと絶句の俺…
モトキSide
それにしても、昨日は色々あったな…
質問攻めに酒攻め……それと、マサイからの謝罪
なんて考えていると、リビングのドアが開いた
…ちょっとだけマサイが心配だった俺
ニカッと笑うマサイからは白い歯がこぼれる
朝のまどろみの中、沈み込むソファーに身を預け…
マサイに笑いかけた
モトキに毛布をかけて、テーブルに移動した
たわいも無い話しをしながら、マサイ作の朝ご飯を食べた
リビングにコーヒーの香ばしいアロマが広がり、鼻をくすぐる
マサイがコーヒーを淹れたカップを置く
そう言ってマサイは目の前に“遊園地のチケット”を並べた
マサイがニヤリと笑みを浮かべる
目をキラキラさせて、いたずらっ子のような笑顔を浮かべるマサイ…
そんな話しをしているとモトキが起きたようで…
パンとコーヒーの匂いが交じり合った、朝のにおいがするリビング
俺は大きく伸びをした
テーブルについてマサイ作の朝ご飯を食べる
美味しく食べ、食後に美味しいコーヒーまで淹れてもらった
目の前には4枚の遊園地チケット
モトキSide
もしかしてまたふたりにイジられてんの?
勘弁してよ//
あなたには会いたいけどさ…
その頃あなたは…
あなたSide
遊園地!行きたいなぁ
…あれ俺たちって誰?シルク店長とマサイさんと…ん?4枚って言ったよね。モトキさんは?
男性陣3人でこんな話しをしているとは、知るよしも無いあなたちゃん
この後何かが起きる予感です……
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
はい、作者でございます!
本当に久しぶりの更新になり、お待たせして申し訳ありませんっ!!
これからは早い更新を心がけます!!
さて、今回はまた軽くモトキくんが愛のあるいじりをされてました。
次回は遊園地かな…w
何かが起こる予感!?
お楽しみに!!
それでは、アデュー!!
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!