第22話

2,327
2021/09/11 03:30
あなた
な、何、どうしたの郷敦、
眞栄田郷敦(前田郷敦)
眞栄田郷敦(前田郷敦)
あつい…
あなた
汗すごいね…熱中症かな…




汗をかいてとても苦しそうな郷敦。
















あなた
横になろっか、氷嚢もうちょっと準備してこようかな…1人で大丈夫?
眞栄田郷敦(前田郷敦)
眞栄田郷敦(前田郷敦)
…やだ、
あなた
え、?
眞栄田郷敦(前田郷敦)
眞栄田郷敦(前田郷敦)
ここに、いて…その…
あなた
その…?
眞栄田郷敦(前田郷敦)
眞栄田郷敦(前田郷敦)
さっ、寂しい、から…
あなた
?!?!













何なんですかこの男。

















普段はめちゃめちゃ口悪くて俺様なくせに
こういう時は一気に子犬みたいになるんですか?!?!




























…って、ダメだダメだ。






あなた
っ、わかった、ここにいる。大丈夫だからね。
あなた
向井先生に連絡して氷嚢持ってきてもらってもいい?


そう聞くと郷敦はこくっと頷いた。














プルルルルルル











プルルルルルル









向井理
向井理
はい。どうした?
あなた
あ、向井先生、今郷敦がちょっと熱中症っぽくなってて。申し訳ないんですが氷嚢を持ってきていただけませんか、、
向井理
向井理
了解。待ってろ。
あなた
お願いします。


プツッ




眞栄田郷敦(前田郷敦)
眞栄田郷敦(前田郷敦)
んー…
あなた
なっ、ちょ、









郷敦と同じソファベンチに座っていたら、



郷敦が私の腰あたりに抱きついてきた。























ほんとに何なんですか!!!!((















あなた
郷敦…?
眞栄田郷敦(前田郷敦)
眞栄田郷敦(前田郷敦)
んーー…あづい…
あなた
身体、すごい暑い。横になって、靴下脱いで。




熱中症になった時にとる対応をとってみる。











郷敦は大人しく横になり靴下を脱いだ。












向井理
向井理
お待たせ、
あなた
あ、ありがとうございます!
あなた
じゃあ郷敦頭上げて?
眞栄田郷敦(前田郷敦)
眞栄田郷敦(前田郷敦)
ん、



郷敦の首に枕のように氷嚢を置く。















足首にも氷嚢を置いて身体が冷えるのを待つ。












向井理
向井理
郷敦、大丈夫か?
眞栄田郷敦(前田郷敦)
眞栄田郷敦(前田郷敦)
…はい、




少しずつちゃんと話せるようになってきた郷敦。















向井理
向井理
良くなってきたみたいだな。今日はもう練習しないで、ゆっくり休んでおけ。分かった?
眞栄田郷敦(前田郷敦)
眞栄田郷敦(前田郷敦)
はい。
向井理
向井理
じゃあ、俺コーチと話しなきゃいけないから後は頼んでいいか?
あなた
はい!ありがとうございました。
向井理
向井理
じゃあまたあとで。
あなた
はい!



ガチャッ












バタンッ






眞栄田郷敦(前田郷敦)
眞栄田郷敦(前田郷敦)
はー…死ぬかと思った…







私も死ぬかと思いましたよ。
















あんな事されて。()






















思い出したら恥ずかしくなってきた。
















あなた
ほんと、無理しないでよ。
眞栄田郷敦(前田郷敦)
眞栄田郷敦(前田郷敦)
ごめん。
眞栄田郷敦(前田郷敦)
眞栄田郷敦(前田郷敦)
…てか、あなた顔赤い
あなた
え、?!
あなた
うそ?!
眞栄田郷敦(前田郷敦)
眞栄田郷敦(前田郷敦)
ほんと。
眞栄田郷敦(前田郷敦)
眞栄田郷敦(前田郷敦)
ほら、








郷敦はそういうと氷嚢で私のほっぺをはさんできた。
















あなた
な、なにひゅんのよ…
眞栄田郷敦(前田郷敦)
眞栄田郷敦(前田郷敦)
ぶっ、笑笑
あなた
なによ!!いひゃいってば!つめひゃい!
眞栄田郷敦(前田郷敦)
眞栄田郷敦(前田郷敦)
かわいい
あなた
なんていっひゃの今!!
眞栄田郷敦(前田郷敦)
眞栄田郷敦(前田郷敦)
んーん?なんでもないよ?
あなた
うそつけ!!




郷敦のほっぺをつまむとやっと離してくれた。












眞栄田郷敦(前田郷敦)
眞栄田郷敦(前田郷敦)
なにすんだよ、笑笑
あなた
こっちのセリフだわ!!
あなた
もう、今日はここで休んでて。私練習見てくる。
眞栄田郷敦(前田郷敦)
眞栄田郷敦(前田郷敦)
待って、




ガシッ
あなた
な、






郷敦が立ち上がった私の腕を掴んできた。















眞栄田郷敦(前田郷敦)
眞栄田郷敦(前田郷敦)
その…俺が言ったこととか…誰にも言わないで、
あなた
郷敦が言ったこと?
眞栄田郷敦(前田郷敦)
眞栄田郷敦(前田郷敦)
だから…あれだよあれ、
眞栄田郷敦(前田郷敦)
眞栄田郷敦(前田郷敦)
さ、寂しい、とか、
あなた
あー、あれね笑笑
郷敦気にしてたの?かわいい〜笑笑
眞栄田郷敦(前田郷敦)
眞栄田郷敦(前田郷敦)
っるせーよ!!!とにかく誰にも言うなよ!
あなた
はいはい、笑笑










こんな奴にドキドキさせられたなんて






















ちょっと悔しいけど






















確実に私の心臓は鼓動が早くなってた。

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