第3話

気づかれないように……ね?
4,405
2018/07/23 22:55
あなた

おはよう

玲於
はよ



私は、挨拶をかわしながら、席についた。
あなた

ねぇ、涼太
今日ってオフ?

涼太
ん~?
ゴメン、仕事入ってる
あなた

そっかぁ……ションボリ

涼太
www
うそうそ、オフだよ
あなた

ほんと⁉

じゃあ、一緒に出掛けよ!

涼太
いいよ?
あなた

ヤッター‼

龍友
そこのお二人さん、二人だけの世界を作らんどいて?
あなた

あ、ごめん

龍友
まぁ、楽しんでおいで
あなた

うん‼

スキャンダルだけは、気を付けてね
涼太
うん



―1時間後―
あなた

じゃあ、そろそろ行ってきま~す‼

メンディー
行ってらっしゃい!
涼太
行ってきます



ガチャ
涼太
どこ行きたい?
あなた

とりあえず、イオン行こ!

涼太
OK
はい
そう言って、涼太は手を出してきた。
あなた

え?

涼太
手、繋ご?
あなた

見つかったりしたらヤバいよ?

涼太
いいから!
行くよ?
あなた

はい……

涼太
俺は別にバレてもいいけどね
あなた

ふぇ⁉

涼太
www
だってそうしたら堂々とデートできるでしょ?
あなた

そうかもしれないけど……

涼太
はい、バス乗るよ
あなた

話そらしたな?

涼太
フフッ




―イオン―
あなた

ねぇ、涼太
洋服見に行きたいんだけどさ、先にサングラスとか買いにいかない?
ちょっとくらい変装した方がいいかも…

涼太
そうだね
あなた

さっきから、すごい視線を感じる

涼太
行こうか




―小物店―
涼太
こんなもんかな?
あなた

うん、かっこいい!


……私は?

涼太
かわいいよ
あなた

じゃあ、これください



そう言って、私達はレジに向かった。
あなた

よし!これで心置きなく買い物できるね!

涼太
どこから行く?
あなた

WEGO‼

涼太
よし、行こうか




―WEGO―
あなた

ねぇ、涼太
このトップスに、こっちのスカートか、こっちのダメージパンツ

どっちがいいと思う?

涼太
どっちも可愛いと思うよ?

……買ってあげようか?
あなた

いやいやいやいや
悪いよ!

涼太
まぁまぁ

もうちょい、甘えてよ
あなた

でも……

涼太
ね?
あなた

うぅ……
分かった

涼太
これお願いします
店員
優しい彼氏さんですねニコッ
あなた

だってよ?

涼太
ありがとうございますニコッ
店員
え?

……もしかして、涼太くんとあなたちゃんですか?
あなた

あぁ、まぁはい

涼太
プライベートなんで、シーッですよ?
店員
はい!

あの、握手してくれますか?
私、あなたちゃんのファンなんです!
あなた

いいですよ?

私は、右手で手を握りそっと左手を添えた。
店員
あ……
左手大丈夫ですか?
あなた

あ?うん
心配してくれてたの?

店員
はい!
お大事にしてくださいね?
あなた

ありがとう!ニコッ

店員
あ、こちら
商品です

お買い上げありがとうございました‼
あなた

また来ますね


バイバーイ

涼太
もうすぐ、12:30だな

お昼ご飯行こうか
あなた

うん!

―ファミレス―
涼太
何食べる?
あなた

ランチセットで

涼太
じゃあ、ランチセット1つとチーズinハンバーグ1つお願いします
店員
かしこまりました
涼太
次は、本屋さん行ってもいい?
あなた

うん!
私に付き合ってもらったんだから、私も涼太の行きたいとこ付き合うよ!

涼太
かわいいなぁ

ありがとう
あなた

///

涼太
どうした?
あなた

な……何でもない‼///

店員
お待たせしました
あなた

ありがとうございます

涼太
食べよっか
あなた

うん!




私は、赤くなった顔を気にしながらご飯を食べ始めた__。




ファン
コソッねぇねぇ、あそこの2人ってあなたちゃんと涼太君だよね
ファン
コソッそうだよね!


カシャカシャ


この時、スマホのシャッターをきられていたとは、気づきもしなかった___。




次話へ続く____。

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