中へと入り、席に座る
(向かい合って座ってるよ!)
外はオレンジ色の夕日が綺麗に写っている
この時間に観覧車はいいと思うよ
私達の乗っている所の前には、仲良く並んで座っている悟達がいる
ずるいなぁ、
ふと外を見ると、絶景が広がっている
綺麗...
そう見とれていると、傑に名を呼ばれる
傑が私の横に座る
サッと傑の手で目を抑えられるが
遅かった
そこには
目の前でキスをしている悟だった
顔をグイッと引っ張られる
そして
チュッ
っと軽いリップ音がなった
小さかったけどちゃんと聞こえた
『私にしなよ、』
顔に熱が集中する
悟の事は、忘れ、ないとな
もう私の事なんかっ、見てくれないのかなぁ、?
それと同時に傑にキスされたのを思い出す
はぁ、どうしたらいいのですか、
神様、私は不幸なようです、...
--------キリトリ線--------
おい、悟...お前さぁぁぁ
玲奈、お前もだ☺️
傑...ナイスっっっ
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!