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第6話

Episode 6 渚の話(終)
私たちは出入口に向かって再び走った。
"蒼大"も居たが………もう、突っ切るしか無いだろう………
渚の彼氏
突っ切るぞっ……
片桐渚
うんっ……!!
蒼大
蒼大
おやおやァ……
蒼大
蒼大
意外な行動だなァ……
蒼大
蒼大
まァ、俺らの数には負けるし、余裕で捕まえられるだろうがなw
蒼大
蒼大
こっちに来い!!
"蒼大"が仲間にそう言うと、人影はこちらに近付いてきた………
終わりだ…………




と、その時、
捕まっていた4人が必死に暴れだした。
縛っていた縄で自分の手足等が傷つきそうなくらいに……
女子
ひえぇっ!!(逃げてっ!!)
蒼大
蒼大
っ………!?皆、アイツらに傷を付けさせるな!!
そうか………「実験台」だから、傷が付いてはいけないんだよね…………
蒼大
蒼大
っ………だから7人では少ないと言ったのに………((ボソッ
人影達は暴れる4人の所へと向かい、"蒼大"はこちらへ近づいてきた……
渚の彼氏
っ……………
蒼大
蒼大
はァ、これだから若者は嫌なんだ………
さっきまでの口調は無くなっていた。予想外の事が起きて焦っているのだろうか。
渚の彼氏
2対1…………逃げられるかもな……((ボソッ
蒼大
蒼大
なァ、今「2対1だし大丈夫だ」とか思っただろう?
渚の彼氏
っ!?
蒼大
蒼大
当たりか………
蒼大
蒼大
これだから人間ってのは嫌なんだ。
蒼大
蒼大
人間は、本当に我々と言う存在を受け入れられない……
蒼大
蒼大
普通の「2対1」なんかじゃないから……







蒼大
蒼大
覚悟シロヨ?
渚の彼氏
渚………((ボソッ
渚の彼氏
相手は今は1人だ……つまり、捕まえられるのも1人なはずだ………((ボソッ
片桐渚
……!!まさか……((ボソッ
渚の彼氏
俺が囮になるから、渚は走って逃げろ…!!((ボソッ
片桐渚
嫌だよ………((ボソッ
渚の彼氏
時間が無いんだ……アイツらがあっちに行ってる隙に……今すぐ渚だけ逃げろ!!((ボソッ
「嫌」と言おうとしたが、既に☆☆渚の彼氏は走り出していた……
蒼大
蒼大
おやおやァ??突っ切るつもりカ?
☆☆は"蒼大"に殴りかかった。
蒼大
蒼大
おっと…
"蒼大"が避けようとし、少しバランスを崩した。
蒼大
蒼大
暴力的に逃げ出そうって事かァ……
渚の彼氏
っ………!!
☆☆はどんどん出口では無い方へ"蒼大"を誘導している……
蒼大
蒼大
おっとっと………
蒼大
蒼大
っ!?……
"蒼大"はこっちの作戦に気付いたらしい……
蒼大
蒼大
ヤバっ…
渚の彼氏
今だ!!逃げろ!!
私は全力で走った…
片桐渚
さよならっ………☆☆……
泣きながら
罪悪感を抱えながら
捕まるんじゃないかと言う恐怖心を抱えながら
5人に感謝しながら
「待てっ………!!」
誰かが叫んでいる声、誰かが走っている音……どちらも"蒼大"の物だろう……
「振り返ってはいけない。思い切り逃げろ…」
そう強く思い、気が付くと自分のよく知っている道まで来た……
片桐渚
はぁ………はぁ…………
そしてすぐ家へと帰った…………
5人は「行方不明」と警察に判断された。
あの建物の事を話そうとは思ったが、怖くて何も話せなかった。


正確に言うと、思い出したくなかった………
あれから"蒼大"は来たりしないし、今の所は何も被害はない…………
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片桐渚
でも………あの日…とてもとても怖かった……
片桐渚
そして辛かった……
片桐渚
だから…………真琴………絶対に行ってはダメ……
天宮真琴
うん………
「行ってはいけない建物」が隣にある………
確かに、皆怖がるのは当たり前だ……





















今の話を聞いて、とても怖いと思った。
だが、その話を聞いたせいで余計に
「行きたくなってしまった。」
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作者
作者
次回、真琴さんがあの建物に行こうと考える話です(?)
作者
作者
"鳥人間"なかなか出て来ませんが、もうそろそろ出す予定です。
作者
作者
台本的(?)に建物について知ってからの方が鳥人間出しやすいかなと思い………((苦笑
作者
作者
あ、"鳥人間"というのは、鳥と人間が混ざったような生き物です。
作者
作者
自分で考えた生き物です((苦笑
「鳥人間コンテスト」とかでは無いです((苦笑
作者
作者
それでは次回をお楽しみに(^^*