ゆんぎ先生 デート当日
(ゆんぎ先生 side )
俺は、複雑な気持ちを抱えたまま、
待ち合わせ場所へ行った、
そういつも変わらない笑顔で接してくれるスジ。
そんな彼女に
こんな中途半端な思いで近づいていいわけない、、、
そんなこと考えながら、
彼女と過ごす自分がいる。
これって、結局は、あなたがまだ俺の中で残ってるってことなんだろーな、
「ねぇ、ゆんぎ、、、」
「ユンギ!」
そう彼女はうつむいてしまった、
俺が謝ろうとすると、彼女は、いつも通りの笑顔で笑っていた。
俺と一緒にいて、
彼女はほんとに幸せなんだろうか、、、
彼女との時間は、いつの間にか過ぎて、
俺の気持ちが収まることはなく家に帰った、、、
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次回 >> スジ side
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。