第37話

第36話
271
2020/10/06 12:52
あれから何日か経過した日
そう、北山が事故後始めての登校です。
北山は珍しく早くから起きていて支度をしている。
宏光母
宏光母
宏光?大丈夫?
北山宏光
北山宏光
大丈夫だよ。
母さんは心配性だな
宏光母
宏光母
だって…
支度に時間がかかると思っていた母親は手伝おうとしたが意外に出来てしまった北山。
母親は心配しなくて良かったったと思うのであった。
ピーンポーン
北山宏光
北山宏光
あっ。来た!
藤ヶ谷太輔
藤ヶ谷太輔
おはよう。
北山宏光
北山宏光
おはよう。待ってて?
藤ヶ谷太輔
藤ヶ谷太輔
うん。
それからすぐに北山は玄関に行き、靴を履いて出発する。
北山宏光
北山宏光
行ってきます
宏光母
宏光母
行ってらっしゃい
北山は車椅子を漕ぎながら、藤ヶ谷は歩きながら学校に向かう。
いつもの待ち合わせの場所にはいつものように横尾が待っていた。
横尾渉
横尾渉
おはよう。
北山宏光
北山宏光
おはよう。横尾さん。
藤ヶ谷太輔
藤ヶ谷太輔
ワタ、おはよう
学校まで話しながら登校していたが学校前の坂を見て北山が漕ぐのをやめてしまえば後ろから藤ヶ谷が押してくれて
北山宏光
北山宏光
ありがとう。
藤ヶ谷太輔
藤ヶ谷太輔
良いんだよ。頼って?
北山宏光
北山宏光
うん。
学校に着くと玉森達が学校の校門前で待っていた。
玉森裕太
玉森裕太
ミツ、おはよう。
北山宏光
北山宏光
おはよう。玉。
宮田俊哉
宮田俊哉
おはよう。
千賀健永
千賀健永
待ってましたよ
北山宏光
北山宏光
ありがとう。
二階堂高嗣
二階堂高嗣
入ろう?
北山宏光
北山宏光
そうだね
授業が始まる前にさ担任のところに行かないと
藤ヶ谷太輔
藤ヶ谷太輔
そうだったな
先に行って来る?
北山宏光
北山宏光
うん。
北山は靴を履き替えると職員室へ向かった

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