第2話

再会。
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2018/05/16 08:37
私は言われた通り、〇〇公園に向かった。

『あなたさん、こっちや♪』

もうすでに小瀧さんは公園にいた。

「すみません、遅れてしまって…」

『大丈夫や、』

と突然小瀧さんは

゛バサッ゛

抱きついてきた。

「こ、小瀧さん?///」

私はどうしたらいいのか分からなかった。

『ごめんな、あなたさん、、あなたさんの顔見たら抱きつきたくなったって言っとこか。。。』

「え、、え?///」

『なぁ、もうちょいこのままでもええか?』

「は、はい、、、」

と私は自分の手を小瀧くんの背中に置いた。

〜数分後〜

『ありがとう、なんか気持ち落ち着いたわ。』

「あ、いや、大丈夫ですか?」

『あ、そうや、、もう敬語はなしな?』

「え?あ、はい、じゃなくて、うん。」

『やっぱり可愛いわ、あなたさん♪』

「お世辞ありがとう!って言っとくね♪」

『お世辞ちゃうし!ったく、、ほんまの事やのに…』

「え…、、あ、そ、それより、こんなところにいて大丈夫で、、すか?」

『あ、敬語、、まぁ、そんな簡単に抜けへんよな…ちょっとずつでええから…』

「す、すみません(><)」

『あ、んで?こんなところにいて大丈夫かって?大丈夫や、、もしなんかあった時は俺が助けたるから…、、安心し?』

その言葉に私はキュンと来てしまった。

しばらくお話をして、私達は家に帰った。

別れる時に

『あ、そうや、、』

と小瀧くんは近づいてきて、耳元で

『今度俺んち来てな?』

と言い残し、手を振って彼は帰っていった。

「家?!」

私はしばらく戸惑いを隠せなかった。

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