第8話

合鍵。
809
2019/04/26 16:13
「んっ…、、」

私は目が覚め、時計を見たら7時をまわっていた。

隣を見るともう、小瀧くんの姿はなく、服を着ている小瀧くんの姿が見えた。

『あ、起きた?おはよ、』

「ご、ごめんね、私、、」

『大丈夫、寝顔も可愛かったで?チュッ♡』

不意打ちにキスをしてくる彼。

「ちょっ、、///」

『へー、嫌がらなくなったな?ふふっ』

なんて言われながらも…、着々と仕事の準備を始める小瀧くん。

「えっと、、」

『ん?』

「ううん、なんでもない…、、」

すると、小瀧くんはスっと何かを私に渡してきた。

『これ、俺ん家の鍵、、いつでも来て?』

「え、、」

『嫌ならええけど?』

私はスっとその鍵をカバンの中にしまった。

『ふふっ、じゃ、仕事行くわ、、また後でな?』

とだけ言い残し、彼は出ていった。

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