嫌だ
そう言ったのは涼介だった。
それに賛同するかのように慧も言ってきた
それって、俺らに死ぬ覚悟があるかどうか聞いてんだよな?
それに、俺らはお前と同じなんだぞ?
例え能力は違くても、お前らと同じなんだからな?
それをどう説明するんだよ
そう吐くと、2人はそっぽを向く。
そしてこの場にいたくないというように窓から出て行った
…あれが通常。
でもほかの皆さんは、私たちに賛同してくれるのですか
…ああ。俺ら、君に会ったことあると思うんだ
それに、命懸けてもいい人だと思うから
みんなの目が、一人一人光った。
…そうらしいですよ、赤色の方(涼介)と青色の方(慧)
窓の枠に手をかけ、2人がひょこっと顔を見せた
っ、んでバレるんだよ
第一に、あなたがたの行動と言動には嘘がまとわりついていた。
それを隠そうとしてた。
あなた方2人の能力は…
言ったら殺すよ、お姫様?
怖い。
ヤバい雰囲気だ。
あなたは言うのを止め、変わらぬ笑顔で告げた
わかりました。
ではまず、自己紹介しません?
まずー、私からですね
そう告げ、椅子とテーブルを人数分魔法で出した。
手際よくお菓子やらティーカップやらを出していく。
もうアフタヌーンティーの時間。
皆さん座る前に、このくじを引いて。軽く自己紹介の順番決めです
そして引いた。
結果は、
あ、俺1番!?え、やばっ
2番だぜ~、なんか緊張するなぁ
3番~!まぁまぁいいトコだな
4番でーす、光くんの次か~
(光:それどういう意味だよ!!!?)
僕5番!真ん中だ~
俺6番、なかなかいいねー
7番、ラッキーセブンだ
最後じゃないだけマシか(結果8番)
俺がトリだ
皆さんの正体を、暴く時間といたしましょう。
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