あなた『よっ』
熱下がり次の日、
みんなに内緒で事務所レッスン室←
一人バク転しております←
勝利『あなた?』
あなた『うわ、勝利』
勝利『昨日、熱だしたんじゃないの?』
あなた『さがったよもう』
勝利『さがってもだめだよ、休まなきゃ
みんなには?』
あなた『もちろん、内緒
みんな仕事で朝からおらんかったし』
勝利『廉たちに怒られても助けないよ?』
あなた『大丈夫大丈夫』
ガチャっ
玄樹『勝利ー、!?あなたなんでいるの?』
あなた『あっ』
勝利『おれはなんもしらなーい』
あなた『あ、ちょ、え!!』
玄樹『あなた?なにしてたのここで』
あなた『広いからいいなーと眺めてましたよ』
玄樹『正直に言って?』
あなた『玄樹今日かわいいなーと』
玄樹『正直に!!』
あなた『バ、バク転練習を、、、』
玄樹『だめだよ、昨日熱さがったばかりでしょ?また熱でるよ?』
あなた『だって家にみんなおらんから寂しくて事務所いけばだれかおるかなっと…』
玄樹『ごめんね、一人にして
でもレッスン室で何かをするのはダメ。
食堂にいなよ、いろんな人いるから。
そしたら寂しくないでしょ?』
あなた『わかった…』
玄樹『よし、なら行こう!はい、手』
あなた『えっ』
玄樹『どこか行かれても困るから、手!』
あなた『あ、はい、、、
やっぱ男の子だ(ボソッ』
玄樹『なにかいった?』
あなた『玄樹はかわいいなって』
玄樹『かわいいのはあなただよ(笑)』
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!