第113話

ドッキリ
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2018/10/04 15:49





廉『あなたのお母さんから聞いた話なんやけどな、』










いじめてたヤツらがある日突然ドッキリでしたって
笑い出したんやて。そこでいじめは終わったけど
ある日、あいつ狂い出したらしくて笑いながら
「今までドッキリやったねんて。
ドッキリで人の髪切れる??
ドッキリで腕をカッターで切れる??
バカみたいや、うちが。生きとるのが。
もう嫌や、おかん。うちもう疲れたわ。」
って、言って家飛び出したって。
すぐ見つけれたからえかったけど
見つけれんかったらもうおらんかったかもしれんて
お母さん泣きながらよーた。












勇太『そんなことが、、、、』







廉『やから東京に引越してきたんやて。』









勝利『何で廉はそれを知ってるのにみんなに言わずにしたの』








廉『大丈夫かなと思って。
お母さんがあの子は強くなったし俺らにあって別人のようになったって。』






勝利『だからってしていい事あるでしょ!?
その過去持ってて、
あ、はい大丈夫ですってなるか!?』









ーガチャっー









健人『はいはい勝利落ち着いてー』





風磨『話聞いたけど俺らが口出すことじゃないよ勝利』








健人『そうだね、でも勝利が言ってるのは間違いじゃないよ。よく考えて。』





ーバタンー














玄樹『・・・あなた探さないとやばくない?』








ーガチャっー











勇太『あなた!?』








紫耀『ごめん、ごめんね、あなた』









あなた『廉、知ってたんやな。』










廉『うん、ごめんな』








玄樹『あなたごめん、もうしないから』








岸『あなた』








海人『泣かないで…ごめん…』




あなた
『ほんまに、毎日辛かって。
何をされてもおかんに家族に心配かけさせんようと、大丈夫やゆーて。笑って。
そしたら、ドッキリやゆわれて。
おかしなって。もうめんどいおもて。
やから、し・・・』









廉『ゆわさんで。ゆったらあかん。』





あなた
『けど、けどな、みんなに会えてな、うち、かわれたんよ。今は、毎日が楽しいんよ?』







海人『あなた・・・』




































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