そう言って宇髄は、俺の背中をバシィッと叩いた

真面目にクソいてぇぞ…

このクソ筋肉だるま野郎め…

そこで、甘露寺がパンっと手を叩いた

図星すぎて草ァ←

他の柱たちの周りには花が咲き誇っている(ように見える)←重症

トントン拍子で進みすぎだろ

大きい目をパチクリさせて聞く煉獄

いや、そんな瞳で見つめられちゃァ…なんとも言えなくなる

無言になってしまった俺を放っておき、再び他の柱は話を続ける

宇髄が聞く

え、羨ましい←

見事に心を読まれた

エスパーかよ←

忘れてた

アイツ、冨岡の妹じゃねェか..........

宇髄が此方をニヤつきながら言う

ぜってぇアイツ狙ってるだろォ…

待て待て待て待て待て待て待て待て待て

落ち着け、俺

冨岡だぞ？

あの冨岡を呼ぶことは、切腹するのと同じだぞ？

いやでも待てェ

冨岡しか知らない情報…

兄の特権をアイツは持ってる

でも冨岡..........ｯ！！！

切腹..........

あなた..........

冨岡..........

ｱ"ｧ"ｧ"ｧ"ｱ"ｱ"！！！！！！！！！

俺は俺の中で理性と葛藤する

しかし、

と言った

俺はそうキレた

宇髄が何気なくそういった言葉

それが、かつての戦友…粂野国近（くめのまさちか）を思い出させた

〜〜〜

『あーあ、そんな顔してっと、モテねぇぞ？』

『実弥〜、カブトムシ捕まえてきてやったぞ！』

『俺はお前に、人生を諦めて欲しくないんだよ』

『俺はお前の兄弟子だからな！』

『さね、み..........幸せに、…＿＿＿。』

〜〜〜

国近が最期に言った言葉…

〝幸せに…〟か、…

俺は、なれるだろうか

俺は、幸せになっていい存在なんだろうか

自問自答しても答えは出てこない

国近に言ったら、きっと、馬鹿野郎って怒らるんだろうな

国近は、優しいから...

その時、ふと、耳元で国近の声が蘇った

___『幸せになれよ、実弥！』___

声だけじゃなく、笑顔も、何もかも..........

全てが鮮明に蘇った

宇髄が俺の顔を覗き込む

宇髄だけじゃなく、他の奴らも急にボーッとしだした俺を心配そうに見ている

✂︎- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -

お久しぶりです作者ですです

更新サボっててごめんなさい…！！

どう繋げようかずーっと迷ってて..........

そんな私が迷ってる間に、お気に入り登録数が50になりました..........ｯ！！！

いやほんとに読者様愛してます。

こんな作者を、これからもよろしくお願い致しますﾍﾟｺｯ

Next➥