第4話

突然の帰宅と再出発
373
2019/03/24 14:24
(ピンポーン)
四葉理
はぁ~い(о´∀`о)
四葉環
ただいま!!
四葉理
兄ちゃん!?
お仕事は!?
四葉環
今、それどころじゃない!
四葉理
どうしたの?
四葉環
いおりんがちっともわかってくれねぇーんだ!!
四葉理
何を?
四葉環
俺の気持ちを!(´;ω;`)
四葉理
だから帰ってきたの?ヨシヨシ(。´・ω・)ノ゙
でもみんなに迷惑かけちゃうんじゃない?
四葉環
今は帰りたくない。
(ピンポーン)
四葉理
はぁ~い(о´∀`о)
九条天
理(*^^*)
四葉理
天さん?
九条天
四葉環、居る?
四葉環
・・・誰か呼んだ?

てんてん!?
九条天
久しぶり。
陸から聞いたけど、和泉弟と喧嘩したんだって?
四葉環
それがなんだよ
四葉理
まあまあ、ここで話すのもあれだから天さん上がって?( ̄▽ ̄;)
九条天
そうだね。
お邪魔します
リビング
四葉理
お茶とお菓子です(*^^*)
私暫く席外すので( ̄▽ ̄;)
九条天
ありがとう。
四葉理
じゃあ、失礼します。
兄ちゃん、くれぐれも先輩に迷惑かけないでね?
四葉環
うん。
九条天
・・・さて、本題だけど理に対する不安から和泉弟と喧嘩したの?
四葉環
いおりんは何もわからねぇんだよ。
俺のこの寂しくて孤独な気持ちが(´;ω;`)
・・・傍に兄貴がいるのって不思議なんだろうなって思ってて。
でも俺には傍に妹の理が居ない(´・ω・`)
その悲しい気持ちをわかって欲しかっただけなんだ!(´;ω;`)
九条天
僕もそうだよ。
陸と離れたあの日からたまに寂しくなる。
・・・一緒に生活できたらいいのになって思う時がたまにあるよ。
でも、九条さんに拾われてここまで育ててくれたからその恩返しの意味も込めてTRIGGERのセンターとして僕は存在する。
たとえグループが違っても陸とは、実の双子って事には変わりないからね。
四葉環
・・・てんてん。
俺、事務所に戻れるかな。
実はさっきいおりんと喧嘩した時に事務所を飛び出してきちゃったんだ。
それで、しばらくはここに居るって言っちゃった。
俺はもう戻れないのかもしれない(´;ω;`)
九条天
君は、理のお兄ちゃんなんだから理の為に活躍して、何不自由ない生活をさせてあげるべきだと思うよ?
少なくとも理が僕の妹だった時、つまり九条理だった時は幸せに生活できていたよ。
四葉環
またそうやって俺を・・・!
九条天
違う!
四葉環
てんてん?
九条天
君には、妹を幸せにして笑顔にする義務がある。
理と再会出来たあの日の事を思い出して見れば分かると思うけど、確かに理を奪ったのは僕だけど服だって可愛いのを着てたでしょ?
あれ、僕のお金で買ってあげたんだ。
自分の本当の妹じゃなくたって、幸せにくらいしてあげることは出来るんだよ。
だから、君にもできるはずだよ。
四葉環
・・・分かった。
じゃあ、俺戻るよ。
理の為に。
九条天
いい子だね。
・・・もういいよ、理。
出ておいで。
四葉理
|ω•)チラッ
平気なの?
兄ちゃん、元気になった?
九条天
うん。
僕は帰るよ。
じゃあね。
天が帰ると環は支度を始める。
四葉理
兄ちゃん、大丈夫?
四葉環
俺、しばらくの間もう戻らない。
有名になって人気になって、理を笑顔にするからな!
ちゃんとお仕事してから帰ってくる。
お休み期間が取れるまではもう戻らないから。
それで大丈夫か?
四葉理
兄ちゃんが決めたことには何も言わないよ(*^^*)
私もいつかアイドルになるまでは、兄ちゃんのことテレビで応援してるからね(*^^*)
四葉環
ちゃんと連絡もするから楽しみにしててな(*^^*)

こうして俺はまた、小鳥遊事務所に戻ることになった。

プリ小説オーディオドラマ