大我side
北「ペラ」
俺の彼氏。松村北斗が、構ってくれません。
なんて事だ、、、人生最大の危機です。(( そんなか?
大「北斗〜?」
北「何。」
大「何してんの?」
北「本読んでんだけど、見てわかんない?」
大「ッ、、そっか、」
あぁもう辛い。倦怠期?また倦怠期なの?
やだよ?もうやだよ?
でも辛いのは辛いわけで。
コンビニでも行こっかな。
そこに居るのすら辛くて早足で玄関へ向かった。
北「どこ行くの…」
大「は?」
北「どこ行くのって聞いてんの」
大「コンビニだけど。」
北「行かないで。」
何を言い出すのかと思ったら行かないで?
まぁ今の俺は無視してコンビニに行くけど。
大「、、ガチャ」
北「ねぇ、行かないでって。」
大「パタン」
あぁぁぁぁぁ!もう!もっと気まずくなっちゃったじゃん!
もういいもんね!今日は家帰んないもん。樹の家泊まるもん。
そうなったら樹に電話電話♬
大[もしもしー]
樹[え!?きょも?]
大[今日樹ん家泊まるー]
樹[いいけど北斗はー?]
大[知らなーい]
樹「あぁ、そうゆう状況なのね。おけいいよ〜]
大[樹ありがと♡]
樹[きょものためなr]プープー
最後の方なんか言ってたけど気にしない気にしない。
まっ、樹の家にlet's goー!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。