第3話

紫からのプレゼント
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2022/08/25 12:13
ここは紫のスキマの中である。
そのスキマには、紫しか居ない。
八雲紫
あっ…そう言えば勉強の教材渡すの忘れていたわ…
紫の視線の先には、五教科の勉強するための教材が3人分あった。
彼女たちに行ってもらう学校は偏差値が高い。ノー勉強で実技だけで入試!と、言うのはとても無理がある。
八雲紫
うーん…根津に話して、特別入学っていうのも考えたけど…あの子達がそれで納得行くわけがないのよねぇ…
言っておこう。3人とも…




『努力家』



なのである!
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
努力もせずに手に入れる…?何もせず手に入れて何が嬉しいんだ?そもそもだな…
長いので略!
魂魄妖夢
えっ…それは…少し…
剣の鍛錬と同じ努力をして、成果を出して…
こちらも長いので略!
博麗麗奈
博麗麗奈
…先代にはそんな方々もいらっしゃたようですが…わたしには到底そんなこと考えられないですね…
真面目である。
八雲紫
前聞いたら、こんな回答返ってきちゃったし……今から渡しに行きましょう…彼女達が何言うかわからないけど…
八雲紫
麗奈もまだ決めてないだろうし…とりあえず渡しに行きましょうか…
此処は、魔法の森。
魔理沙は今、アリスの家に突撃していた。
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
よう!アリス!
アリス
貴方は千年経ってもあまり変わってないわね…
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
そういうお前こそ。
アリス
はいはい。あっ、いつものでいい?
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
おう!
アリス
はい、どうぞ!
アリスが机に置いたのは、クッキーと、甘いミルクティーだった。
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
いただきますー!
そう言って、クッキーを取ろうとしたとき、
八雲紫
はぁーい!お邪魔するわねぇー!
アリス
お邪魔するなら帰ってくれる?
八雲紫
はーい!














八雲紫
って!帰らないわよ!
アリス
うふふ…乗りツッコミ!
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
てか、なんのようだよ?
八雲紫
魔理沙これ
紫はそう言ってさっきの教材を置く
魔理沙は、不思議そうに見る
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
なっ、なんだ…これ?
八雲紫
教材よ!
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
えっ?もっ…もう一回
八雲紫
教材!よ!
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
ー…えっ…あっ…もしかして勉強しなきゃいけないやつか?
八雲紫
貴方達に行ってもらいたい学校は偏差値が高いのよ!
魔理沙は、『あー…』と、納得した顔をして…
その顔を見た紫は
八雲紫
じゃあねぇー!妖夢や、麗奈に渡してくるから〜!
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
あっ!紫!妖夢が幽々子をどうするかって!
八雲紫
それなら、見るわよ此方で。
藍が。
私ですか!?
と、声が聞こえた気がしたが紫は無視した。
八雲紫
それじゃぁー!
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
…とりあえず、食べるか…
アリス
冷たくなる前にね…
妖夢は、何かを発見した。
魂魄妖夢
魂魄妖夢
何でしょう…これ…
魂魄妖夢
えっと…?
『これ、教材ね!勉強頑張( ̄ー ̄)bグッ!
私これから麗奈のところに行って渡してくるから!手紙に書いておくわ♪
幽々子のことに関しては、安心して頂戴。こちらで一緒に過ごすから!』
魂魄妖夢
何故…私だけ手紙…?
魂魄妖夢
ふぅ…とりあえず…持っていきますか…
八雲紫
麗奈〜!
博麗麗奈
博麗麗奈
紫様!以下がなさいました?
八雲紫
これ渡しておくわね!
博麗麗奈
博麗麗奈
これは…?
八雲紫
教材よ!勉強に使って頂戴。
博麗麗奈
博麗麗奈
…あっ…『寺子屋』に行くんですね…?外の世界行ったときの…
八雲紫
ええ。まぁ、外の世界では学校と、言うわ。
博麗麗奈
博麗麗奈
学校…はい!教えていただきありがとうございます!
八雲紫
一緒に行く人は決まったかしら…?
博麗麗奈
博麗麗奈
はい!決めました!一緒に行く人はー……
次回に続く☆

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