私たちは部活に入っている。
って言っても、「障害者用」の部活だけどね
なんの部活かと言うと、障害者用の「軽音部」だ。
でも、部員は私と視香ちゃんしか居ない。
それはそれでいい経験になるだろうと私は思ってる。
私たち軽音部は部員が少ないけど、周りからは結構人気があった。
じゃあ、なんで部員が少ないと思うよね?
それは、「歌を歌うのはちょっと恥ずかしい…」とか、「機械音痴だからな…」と言う理由。
歌うのは視香ちゃん担当でMIXは私。、
私は音が聞こえないので、リズムが分からないから、MIXを担当したんだ。
視香ちゃんはMIXは出来なくはないんだけど、画面が見えないから歌に回ることにしたんだ。
そして、何より視香ちゃんは歌が上手い。耳がいいのを活かしている
こんな感じで今日も視香ちゃんと部活をしました
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。