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第7話

Chapter 1 ( 2 )
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『 はあ ⋯⋯ 疲れた 』
あれから数時間が経って 、今ようやく図書室の施錠をしたところ 。
図書委員の仕事は大して疲れなかったけど 、こんなにドッと疲れているのは 、絶対風磨くんのせいだ 。
図書室の鍵を職員室に戻して 、学校を出て 、家に帰る 。
いつもは歩いて帰る道のりを 、今日は疲れたので 、バスを利用することにした 。
それなのに 、バスは帰省ラッシュで人がいっぱい 。
降りた頃にはヘトヘト 。
なんだか今日は 、とことんついてない 。
ついてないことってひとつ起こると 、それが連鎖してくるから恐ろしい 。
ついてないってことは 、これで終わりにして欲しい 。
とりあえず今日は 、家に帰ってベットで寝たい 。
それで 、今日あったことが全て夢だったらいいのに ⋯⋯ 。
疲れた足取りで 、やっと家の前まで来ると 、なんやらトラックが止まっている 。
ちょうど業者の人たち数人が 、私の家の中から出て来て 、そのままトラックで走り去って行った 。
トラックを見てみると 、引越し業者だった 。

いや 、なんで引越し業者が私の家から出てきた?
私の家は一戸建てで 、この先どこかに引っ越す予定は全くない 。
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だとしたら 、なんで?
とりあえず中に入って確かめようと思って 、玄関の扉を開けた 。
中に入ってみると 、今朝とはそんなに様子は変わっていないように見える 。

たまたまウチの前に止まっていただけかもしれない 。
けど 、さっき私の家から業者の人達が出てきたしなぁ ⋯⋯ と 、色々考えながら 、ローファーを脱いだ時 、見覚えのない靴があることに気づいた 。
明らかに私のものでもないけど 、家族のものでもない 。
私と同じローファーだけど 、サイズが大きい 。
男の子が履いているくらいのサイズ 。

なんでこんなものがウチに?
私に兄弟がいれば大きい靴があるのも不自然じゃないけど 、一人っ子だし 。
やっぱり何かあるのかもしれないと思い 、いつもは自分の部屋に向かうところを変更して 、お母さんがいるであろうリビングに足早で向かった 。
リビングの扉の前まで来ると 、中から何やら話し声が聞こえてくる 。
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お母さんと 、男の子の声?
─── ガチャッ ⋯⋯ !

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茉瑞 ( まみず )
茉瑞 ( まみず )
✧ SexyZoneとSixTONES ✧ 菊池風磨と松村北斗 。
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