翌日
あぁ今日も朝が来てしまった
いつも夜寝る時に思う
このままずっと寝ていられたらいいのにってね
でも、朝は来る
来てしまうんだ.......
私は、一人暮らしだ
両親は
一年くらい前に
亡くなっている
そんな独り言を呟きながら
着替える
いつもと変わらない日常
学校
ガラッ
扉を開けて教室に入る
誰もいない
私の席はキキの隣だ
席に行くとそこにはなんと
「死ね!!」
と書かれた机があった
書かれていたのは
私の机
じゃない.......
キキの机だった.......
ガラッ
キキが自分の机を見る
痛い
やめて
誰か
助けて.......
どうして
どうして
どうして
私は抵抗した
けれどその抵抗も虚しく
あっという間に裸にされてしまった
カシャ
そんな.......
私は何度も犯され、
何度もいかされ
病んでしまった
もうどうでもいい.......
死にたい.......
そう強く思った.......
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。