大阪府立なにわ高等学校。
1-A
小田美蘭「あなたー。今日暇?」
道重あなた『は?何で?』
松山愛花「カラオケ。行くやろ?ってことやないの?」
小「おお。さすが親友!わかってらっしゃる。」
『えぇ。パス。』
小「なんでやねん。」
私、今日は大事な用事がある。
その用事とは。
告白!!
秘かに想っている人がいます。
それは、、
西畑大吾先輩。
『き、今日は大事な用事があんねん。』
松「そういえばさ、最近。あなた、西畑先輩の話すごいするよね。」
小「あぁー。ね、え、なん?好きなん?」
『は、は!?な、なに言っとんの!?そそそそ、そんなわけあらへんやろ!』
松「美蘭。こりゃ、あかんわ。完全に戸惑ってるわ。関西弁が、ごちゃごちゃやもん。」
小「絵に描いたような戸惑いやな。」
『やからちゃうって!』
松「ま、西畑先輩とは、家近いし、同じ部活やから聞いとくわ。」
『は?え、何を?』
松「好きな人がいるかどうか?」
『えっ、い、!えっ、?聞いてくれんの?』
松「タダじゃ、聞かんぞ?」
『ハーゲンダッツおごります。タピオカイチゴミルクおごります。』
松「おっし。決まり。」
『き、今日は、やっば告白辞める、、。対策練る。』
小「え!てことは?カラオケ!?」
松「おま、カラオケのことには話乗るんやな。(笑)」
小「さっせ。」
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書き直しました!
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。