第6話

〈🌼〉
806
2018/05/02 08:40
今日はテヒョンに感謝しなきゃだ
私が戸惑ってるのを助けてくれて
でも、しいなの彼氏がグク...ね...
y o u r
y o u r
そりゃ私、ふられるわけだㅋㅋ
あんな可愛い子に叶うわけない。
私よりも女の子してて 背もちっちゃい
バスケをやってた私は女子の中では身長は大きい方だから。
y o u r
y o u r
それにしても1ヶ月見てないだけであの容姿か...
プルルルルルルル📞
y o u r
y o u r
もしもし...
ジ ョ ン グ ク
ジ ョ ン グ ク
『もしも...』
プツッ☎
声で誰だか分かった私はすごいと思う
y o u r
y o u r
な、んでグクから...?
プルルルルルルル📞
y o u r
y o u r
は、はいもしもし...
ジ ョ ン グ ク
ジ ョ ン グ ク
『なんで切るんだよ』
y o u r
y o u r
ていうか、なんで電話番号知ってんの
ジ ョ ン グ ク
ジ ョ ン グ ク
『え?しいなに教えてもらった』
''しいな''
ズキッ
y o u r
y o u r
そ、そうなんだ
でもなんで電話なんか
ジ ョ ン グ ク
ジ ョ ン グ ク
『今日の事で謝ろう思って』
y o u r
y o u r
はい?
ジ ョ ン グ ク
ジ ョ ン グ ク
『今日あなた達はデートしてたのに邪魔したから』
それは彼氏だから?
しいなの彼氏だから 代わりに謝ろうとしてるの?
y o u r
y o u r
そんなの大丈夫だから
そんなことで連絡しないでいいよ
自分では普通に言ったつもりがグクにはそう聞こえてなかった。
ジ ョ ン グ ク
ジ ョ ン グ ク
『ごめん 怒ってるよな』
y o u r
y o u r
ぜ、全然大丈夫だから
じゃぁこれで 私寝るね
ジ ョ ン グ ク
ジ ョ ン グ ク
『...おう』
なにか言いたそうだったけど私は早く切りたくてすぐに電話を切った。
y o u r
y o u r
なんで...
忘れたいのに。
君の事なんか忘れて次の恋に進みたいのに。









どうして君が頭の片隅に残るんだろ。
~ 翌 日 ~
ナ ツ
ナ ツ
おっはよ
y o u r
y o u r
おはよう〜!今日も可愛いねナツちゃん
ナ ツ
ナ ツ
なに急に気持ち悪い
y o u r
y o u r
ん?だってナツは背が低くて髪の毛もウェーブかかって女の子って感じだし
ナ ツ
ナ ツ
...昨日、なんかあった?
y o u r
y o u r
え...
まだ知り合って1ヶ月しか経ってないのに
私の事を見抜いてくるなんて
y o u r
y o u r
別になにも...?
ナ ツ
ナ ツ
そう?何かあったら相談しなさいよ〜?友達なんだから
y o u r
y o u r
ナーツーすーきー
ナ ツ
ナ ツ
あー、はいはい 私も好きだよ
ナツは見かけによらず結構毒舌で時々どストレートに言われるから最初は怖かった。
でも今は相談に乗ってくれる大好きな友達。
先生「おーい あなたいる?」
y o u r
y o u r
あ、はい
先生「放課後保健室に行って 溝渕しいな?だっけが呼んでたってよ」
y o u r
y o u r
しいなが...?
男子「えー!お前、溝渕さんと知り合い?!」
y o u r
y o u r
知り合いというか... その
ナ ツ
ナ ツ
あーはいはい あなたにそんなに質問しないで今日体調悪いんだから
男子「分かったよ」
なんだろ... もしかして昨日の事?
~ 放課後 ~
y o u r
y o u r
失礼します...
し い な
し い な
あ!あなただ!来てくれてありがとう
y o u r
y o u r
ううん どしたの?
し い な
し い な
あのね 相談に乗ってほしくて
y o u r
y o u r
相談?なんの?
し い な
し い な
その...彼氏の事なんだけどさ
ズキッ
y o u r
y o u r
か、彼氏?
し い な
し い な
うん いいかな?
y o u r
y o u r
う、うん! いいよ
し い な
し い な
ほんとに?!ありがとう!
一番のりたくない相談だ。
まだ忘れられる事も出来てないこの未練タラタラ女なのに。

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