今日はテヒョンに感謝しなきゃだ
私が戸惑ってるのを助けてくれて
でも、しいなの彼氏がグク...ね...
あんな可愛い子に叶うわけない。
私よりも女の子してて 背もちっちゃい
バスケをやってた私は女子の中では身長は大きい方だから。
プルルルルルルル📞
プツッ☎
声で誰だか分かった私はすごいと思う
プルルルルルルル📞
''しいな''
ズキッ
それは彼氏だから?
しいなの彼氏だから 代わりに謝ろうとしてるの?
自分では普通に言ったつもりがグクにはそう聞こえてなかった。
なにか言いたそうだったけど私は早く切りたくてすぐに電話を切った。
忘れたいのに。
君の事なんか忘れて次の恋に進みたいのに。
どうして君が頭の片隅に残るんだろ。
~ 翌 日 ~
まだ知り合って1ヶ月しか経ってないのに
私の事を見抜いてくるなんて
ナツは見かけによらず結構毒舌で時々どストレートに言われるから最初は怖かった。
でも今は相談に乗ってくれる大好きな友達。
先生「おーい あなたいる?」
先生「放課後保健室に行って 溝渕しいな?だっけが呼んでたってよ」
男子「えー!お前、溝渕さんと知り合い?!」
男子「分かったよ」
なんだろ... もしかして昨日の事?
~ 放課後 ~
ズキッ
一番のりたくない相談だ。
まだ忘れられる事も出来てないこの未練タラタラ女なのに。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。