もう嫌だ…

なんで…

最後の一人だったのに…

そうだよ

俺が悪いんだよ

俺があいつと友達になったから

もしなっていなかったら

俺は苦しんでなんかいないんだ

もう

守らなきゃいけないものはない

ああ自由なんだ

どうだっていいんだ

俺はただ利用されてただけなんだ

んふふ

あははは！

もうなにもない！！

死んだって誰もとめない！！

誰も気付かない！！

最高じゃん！！

もう…なんでもいいんだ

『推しがいれば生きれる』？

君の死にたいはそんな軽かったんだね

あーあ。せっかく仲間だと思ったのに

推しが自分だけに捧げてくれる訳じゃない

他にいっぱいいる

俺のことなんかいなくなったって

困らないんじゃん…

誰も気付かないよ…

消えたって

死んだって

みんなが幸せになれるんじゃん

みんなが幸せなら

俺は死ぬよ

俺のために死んでった

星斗をおって

僕には死にたい理由がある
っていう小説の星斗は

俺のせいで死んだ…

俺のせいで…

俺さえいなければ！！

星斗は今でも楽しく暮らせていたのに

俺のせいなんだ

全部…

俺が悪いのに…

俺が…

もう

なんでもいいんだ

どうせ死ぬんだったら

小説に浮上出来なくなってたら死んだと思ってください

誰も俺のことなんか覚えていない

誰も…ね。