キーンコーンカーンコーン
4時間目が終わった。
ンダホとじんたんは勢いよく席から立ち上がった。
ふたりは踊ってる。
どんだけ食べたいの。
まーちんがまたやって来た。
前の高校では行っちゃダメだったから、
すごく不思議。
屋上っていいの?
え、もちって関西人??
チハヤが出てきてそう言った。
エセ関西弁なんだw
びっくりした〜。
あ、かめむしって関西人なんだ。
後の4人も。
わかったって言わないで、わぁったなんだw
じんたんとンダホが廊下から叫んでいたので、
みんなでぞろぞろと出ていった。
廊下を歩くにも苦痛しかないよぉ……
見て?(見れません)
女子の殺意の目。
トミーしか察してないの?
ねえ、ねえ!!←
そうこうしていると、
ある階段にたどり着いた。
りっくんが笑顔で言った。
ほんとに犬みたい。
いや、犬か。←
ガチャ
すごい綺麗な青空。
風が気持ちい…
ちょっと黙ろうか、うん。
屋上ってこんな感じなんだな〜。
初めて来たしね。
カンタの合図でみんな座り、
いただきますを言って食べた。
いや、子供か。
隣にいたねぎが言った。
心の声を読んでる。
まさかこいつ……
ははは〜って笑っていたら、
モトキが目に入った。
あ、あいつ……
グミくってるよ!?
お弁当は!?
ご飯食べないの!?
購買あるよね!?
忘れたの!?
じゃ収まんないよ!
お昼にもグミ!?
なんで!?
グミそこまでおいしいかなぁ!?
じゃなくて、
早く食べなきゃ。
って思ってるうちから……
まあ、言ってなかったからね……
まあ、趣味みたいなのを聞こうとしたのね?
わかるよ。
それいる!?
目玉焼きの味付けの好みとか、
マニアックにもほどがあるでしょ!!!
おい、女子になにバストしれっと聞いてんの?
ばかなの?
あほなの?
なに、すしとラーメンて。
思わずわたしはツッコんだ。
だっておかしいじゃん。
まだミートボールだよ?
ここは幼稚園か。
さとるんとサイバが言った。
この3人が主なツッコミなの?
え、モトキが?
グミ野郎が?
ほんとにツッコミなの!?
しれっとトミーが言った。
ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー
はい、迷いました。
終わり方の大迷路に迷いました。
次回くらいからはほんとに短編集になります。
急に冬になったり夏になったり、
そんな感じになると思います。
ご了承ください!!!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!