第49話

37話
252
2023/03/13 13:33
あなたside





あなた「よしっ……みんな!一旦離れよう!」





みんな「「「わかった!」」」





私達は一度近くの建物の中へ入った





レウウィスは先程投げた閃光弾がまだ効いているだろうから暫くは目が使えないだろう





あなた「ぺぺ。傷口を見せて……異能力『空と地の間』」





文字列がぺぺを囲んでいく






あなた「多分レウウィスは視覚が奪われていたから代わりに聴覚で視覚を補ったんだと思う。」




 
オジサン「聴覚で…?…………!そういうことか!」





エマ「…!もしかして……!!」






あなた「そう。レウウィスが建物の破片を投げたとき、それがぺぺに当たってぺぺは声を出したでしょ?その"音"を頼りにレウウィスは攻撃を仕掛けたんだよ」




エマ「成る程……確かにルーカスにもレウウィスを倒すには仮面を壊したあとに間髪入れず感覚を奪うように言われていたし…」




あなた「うん。だから私はあのとき閃光弾を投げて視覚を奪おうとしたんだ…まぁ聴覚で補われちゃったけど…」





ぺぺ「でもあんたのお陰で軽症で済んだ…ありがとう」





あなた「私の"目的"のため、貴方達に怪我を負わすわけにはいかないの。だから当たり前のことをしたまでだよ」




エマ「もしかして、ずっと言ってる私達のことを"守っている"っていうのはその異能力?というものなの?」





あなた「うん、そうだよ。まぁこれも後で説明するね」





そう言い、私は服の内ポケットからトランシーバーを取り出した
エマside





ぺぺの治療を見てやっと今まで疑問だったことが少しわかったような気がする





何故この人は私達がそれぞれ別の場所にいて離れていてもみんなを守り抜くと言えるのか




何故バイヨンやノウスを相手にして、あの怪我で済んだのか





きっと今言った異能力というものが関係しているんだろう




ぺぺの傷も軽症ではあったが完治するまで数日はかかるはずだった




だがその傷を異能力というもので一瞬で治した





でもこの世界では異能力というものを聞いたことがないしハウスの本にも載っていなかった




鬼達が極秘として隠していたのかもしれないがレウウィス達の反応を見てみるとそうでもない





もしかするとこの人は"人間の世界"からやってきたの?




さっきもぺぺを治癒したとき"目的のため"って言っていたし…




なら、この人はもしかするとミネルヴァさんの仲間?




それか、まだ推測だけど




"人間の世界からきた支援者"なのかもしれない










作者
作者
一週間以上サボっててすみません
作者
作者
この小説ね?私の3つ書いてる小説の中で一番と言っていいほど難しいんですよ。書くのが
作者
作者
できるだけ原作沿いにしないとだし、矛盾してないか確認するのも大変だし…
作者
作者
キャラも多いから全員登場させるのが難しい
作者
作者
まぁ約一週間前後で投稿するんでよろしくお願いします

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