昔から弱いところは人に見せない性格だった
それが癖になったのか、
大人になった今もそれを続けている
だけど、テヒョンさんに"また"涙を見せてしまった
テヒョンさんの場合、すぐに戻ってくるだろうと思い
バッグにぐちゃぐちゃに荷物を詰めた
幸い、レイは私をよく分かってくれている
急に来ても何も言わずにいてくれた
このままでいいのかな、、
あまりにも人肌に触れすぎている気がする
小さい頃から人を近くに感じて心が温まる、安心する
なんて感覚はなかった
だからか、
何故か不安になる
こんなときに
テヒョンさんの笑顔が頭にあるのはなぜ、、?
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!