第111話

111…
980
2021/04/10 16:09
あなたside



『んっ…』


目を覚ますと
もう阿部ちゃんと照
舘さんが起きていた



阿「あっ、あなた起きた?」


『うん、おはよ』


舘「おはよぉ」



フワッと笑って阿部ちゃんと
仲良くお茶を飲む舘さん



ゆっくり起き上がり
顔を洗うために洗面台に行くと



照「おはよ、」



照が歯を磨いていた



『おはよぉ』


顔を洗い 歯を磨いて
皆が居るところ行くと



阿「あなたも飲む?」


『うん!ありがとう』



阿部ちゃんがお茶を入れてくれる



『朝風呂行ったの?』


舘「うん!阿部と一緒に」


『起きるの早かったんだね』



他愛もない話をしていると



照「もう皆起こしてぇ!」



照がさっくんの所に行き
トントンと優しく起こしてた



照「佐久間?朝だよ?」


佐「うぅん…」


グズグズしてるさっくんに


舘「翔太?起きて?」


翔「……、」


まだ寝てる翔太



ゆっくり辰哉に近づき



『辰哉?』


ユラユラと揺らすと


深「ん?あなた?」


ホワホワしてる辰哉が
ゆっくり目を開けて私に手を伸ばす


『もう朝だよ?』


伸びてきた手が私の腕を掴んで
グイッと私を引っ張る


深「もう少しだけ、寝かせて…」


すっぽり辰哉の腕の中に入ってしまった
私は辰哉の力に勝てるはずも無く
身動き取れずにいると



照「ふっか!あなたが困ってる!」


バサッと布団をめくる



深「うぅ、寒い、」


『…辰哉?』


照「はぁ…起きれねぇなら早く寝ろよ、」


辰哉の腕をグイッと掴んで
無理矢理起こし目を閉じまま起き上がる辰哉



気づいたら蓮もラウちゃんも翔太も起きていて
皆帰る支度を始めていた



『辰哉?眠い?』


顔を覗き込み言うと


深「ん、大丈夫…」


私の頭をワサワサ撫でてフワッと笑い
ゆっくり立ち上がり洗面台に行った



照「あなたも帰る支度しなよぉ」


『うん!』



辰哉と自分の荷物をカバンに詰める



深「あれ?俺の荷物は?」


『ここだよぉ!』



辰哉にカバンをわたし皆帰る為
マネージャーが運転する車に乗り込む






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