あなたside



ふっかが1番後ろに座るのを確認してから
私も真ん中の席に座る



照｢…はよ…｣


少し眠そうな照が私の隣座る


『おはよ』


そんな照に笑いかけると
照は後ろを見てから


照｢ふっかと何かあった？｣


誰にも聞こえない声で私に聞いてくる


『どうして？』


照｢いや…何かふっか元気ない気がして…｣


そう言って心配そうにふっかを見る


『眠いんじゃない？今日も起きてくるの遅かったし…』



私もふっかを見ながらそう言うと


照｢…そか…｣


そう言って少し安心した顔をする


ぞろぞろと他のメンバー達も乗ってきて
私たちは大阪に向かうため
東京駅に行く


朝が早かったせいか今日はいつもより
車内は静かで皆イヤホンをしている



マ｢着きました！番号の席に座って下さい！｣


そう言ってマネージャーが皆に
新幹線のチケット渡していく


マネージャーに渡されたチケットを見ると



E14…


阿｢あれ？あなたE14？｣


阿部ちゃんが私のチケットを見て
笑って言う


『うん！阿部ちゃんは？』


阿｢俺D14｣


私にチケットを見てニコっと笑う


『うそ！隣？嬉しい！』


そんなことを話していると
新幹線が東京駅についた



皆マネージャーから渡された
チケットを見て指定の席に座っていく



阿｢貸して！上に置いてあげる｣


私の荷物を頭の上に置いてくれる


『ありがとう』


そう言って阿部ちゃんに微笑み
私と阿部ちゃんは席に着く


席に着くとマネージャーが
朝ごはんを人数分持って配りに来てくれる


マ｢朝ごはんです！｣


『ありがとう！』


阿｢ありがとぉ｣



私と阿部ちゃんはマネージャーから
貰った朝ごはんを食べて今日の
コンサートについて話した





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