第32話

32…
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2020/10/02 04:33
あなたside



食べ終わり最初に決めた乗り物の
場所まで行く



深「誰が隣に座るかクジで決めようぜ!」


そう言ってルーレット式になってる
アプリを見せて言うふっか


『おっ!いいねぇ!』


私がそう言うと


蓮「え?ふっかさんとあなた一緒に乗りなよ」


深「何でだよ!せっかく来たんだから皆で楽しもう!」


そう言ってめめに微笑む



ふっかのこういう所が好き…
皆 平等で…皆が楽しいやり方を
瞬時に考える そういうふっかを
私は好きになった



『早くクジしよーよー!』


私がふっかに焦らすように言うと


深「分かった!分かった!」


と嬉しそうに言い皆一斉でくじを押す


康「あっ、照くんとや!」


『私はめめだ!』


照「ってことは…」


そう言って私たちはふっかを見る


深「えぇ!俺1人?」


そう言って嬉しそうに嫌がってるふっか


照「はははっ!ふっか可哀想〜」


そんなふっかを見て照は指を指して笑う


蓮「僕変わりましょうか?」


そして気を使って声を掛けるめめ


『ふふっ、めめ大丈夫だよ!』

蓮「え?」

『ふっか美味しいって思ってる!』


私がそう言うと


深「おまっ!そんなこと言うなよ!」


と言って今まで嫌がってたのが嘘のように
元気になるふっか


『ね?』


私がめめに笑ってそう言うと


蓮「ははっ…おもしれぇ!」


そんなふっかを見てめめは笑ってた



照「ほら!並びに行くよ!」


そう言いふっかを引っ張って並びに行く照


蓮「俺達も行こうか」


『うん!』


そう言って私達も照たちの後ろに並んだ



照「てか、お前ら服似てね?」


照の言葉にふっかと康二は
めめと私を見る


康「たしかに似てますね!」


深「うん!似てる!」


『本当だぁ!』


めめは自分と私の服を見渡して


蓮「白に黒のズボンって結構被りやすいですよね」


って笑って言う


『ペアルックだね!』


めめに笑って言うと

深「俺よりも先にするなよぉ」

ってめめに笑って言うふっか



皆と話していると並んでいる時間なんて
あっという間だった






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