第19話

19…
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2020/09/10 08:58
あなたside



別室でレッスン着に着替え
皆の居るレッスン室に向かった




蓮「あっ!あなたさんおはようございます!」



レッスン室に入ろうとしたら
めめが私に話しかける


『めめおはよう!』


蓮「今日も可愛いっすね!」



そう言って私に笑いかける


『からかわないで!』


私が少し拗ねながら言うと


蓮「からかってないです…真剣ですよ」


今まで笑ってためめが
真剣な顔をして私を見る


『…あっ…めめって私と同い年だよね!』



びっくりして咄嗟に話をそらす



蓮「はい!そうです!」


『同じグループになったしもう敬語辞めてよ!ね?』


蓮「いや…でも…大先輩だし…」


『ふふっ、いいの!後あなたでいいよ!』



蓮「…うん…わかった!」


少し悩んだ後 笑って言うめめ


私はその言葉を聞いてレッスン室に入る



ガチャ



レッスン室に入ると
ふっかは皆と楽しそうに話ながら
コンビニで買った朝ごはんを食べてた



良かった…
ちゃんと食べれたんだね…



そんなことを思っていると


ラ「おはようございます♪」


まんべんな笑みで私に挨拶をしてくる
ラウール


『ふふっ、おはよう♪』


ラウールの声で皆私の方を見る



照「あっ!あなたおはよぉ」


『照おはよー』


挨拶をしながら皆に近づく


翔「おはよう…」


まだ少し眠そうな翔太


『ふふっ、眠いの?翔太おはよ…』


机に顔をうずくめる翔太の頭を撫でる



私が頭を撫でると気持ち良さそうな顔で
目をつぶる翔太


『ふふっ、可愛い…』



赤ちゃんみたいな翔太が可愛くて仕方なかった



辺りを見渡すと
照とふっかが真剣な顔をして話してた



何話してるんだろ…



そんな2人を眺めていると
パッとふっかと目が合いニコっと微笑んでくる


その微笑みに私も笑いかけると



照「ちょっと皆いい?」



ふっかの隣の照が皆に言った



その声に私の隣で寝ていた翔太も
ゆっくり起き上がる



翔「…何?」


寝ていたせいで把握出来ていない翔太は
私に眠そうに聞いてくる


『ん?分かんない』


照「今ふっかと話してたんだけど…」


照「このコンサートが終わったら10人で一緒に住んでみない?」


深「そしたら康二も1人じゃないし寂しくないでしょ?」



その言葉に皆賛成をした。



ラ「僕も一緒に住みたいですけど…1回お母さんに聞いてみていいですか?」



申し訳なさそうに言うラウール


そんなラウールを見て
そっかまだ15歳か…って思い出す



照「おし!じゃ、今日もレッスン始めようか!」



その声に皆立ち上がる


自分の定位置に着く時


照「康二振り付け覚えた?」


って笑いながら聞く


康「はい!ホテルで自主練してきました!」


深「真面目だね〜」



皆 笑ってて幸せな空間が出来ていた





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