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第2話

( Ⅱ )
授業が終わり、私は急いで帰った

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午後9時
バイトが終わり家に帰る途中。
黒尾 鉄朗
黒尾 鉄朗
あれ?朝の…
朝倉 七海
朝倉 七海
…こんばんは……
黒尾先輩に会った。
黒尾 鉄朗
黒尾 鉄朗
何してんの?
朝倉 七海
朝倉 七海
あ…バイト帰りで…
黒尾 鉄朗
黒尾 鉄朗
女の子がこんな遅い時間に…
危ないよ?
朝倉 七海
朝倉 七海
慣れてるんで大丈夫です…
黒尾 鉄朗
黒尾 鉄朗
危ない危ない、俺、送るよ
その時は黒尾先輩の言葉に甘えて
送ってもらうことにした。

一緒に電車にも乗って
家まで送ってもらうことになった。

黒尾 鉄朗
黒尾 鉄朗
そうだ、名前聞いてなかったよね
朝倉 七海
朝倉 七海
あ…朝倉 七海 って言います
黒尾 鉄朗
黒尾 鉄朗
七海ちゃんか…
いい名前だね
彼はそう言って笑っていた。
朝倉 七海
朝倉 七海
そうですかね…
黒尾 鉄朗
黒尾 鉄朗
うんうん
黒尾先輩と話す時間はとても楽しかった。
気づけば家の近くまで来ていた。
夜久 衛輔
夜久 衛輔
あれ、七海?
朝倉 七海
朝倉 七海
衛輔くん!
黒尾 鉄朗
黒尾 鉄朗
夜っ久んの知り合い?
夜久 衛輔
夜久 衛輔
俺の従姉妹!
黒尾 鉄朗
黒尾 鉄朗
へえ〜そっか
じゃあ俺帰るわ
朝倉 七海
朝倉 七海
あ、ありがとうございました!
夜久 衛輔
夜久 衛輔
黒尾ありがとな
反対方向なのに
黒尾 鉄朗
黒尾 鉄朗
いいのいいの
女の子一人で夜道歩かせるわけには
いかないでしょ
黒尾先輩は家が反対方向なのに
わざわざ電車に乗ってまで
私を家まで送ってくれたのだ
朝倉 七海
朝倉 七海
す、すみません。
本当にありがとうございました!
黒尾 鉄朗
黒尾 鉄朗
うん!また学校で!
彼はそう言って帰っていった。
夜久 衛輔
夜久 衛輔
黒尾の家の近くだったのか
バイト先
朝倉 七海
朝倉 七海
いや…分かんないけど。
夜久 衛輔
夜久 衛輔
あいついつも夜にランニングしてるから
たまたま会ったのかもな
朝倉 七海
朝倉 七海
そっか…
明日またお礼言わなきゃ
夜久 衛輔
夜久 衛輔
うん、今日はもう帰って休もう
朝倉 七海
朝倉 七海
うん、衛輔くんありがとう
また明日
そう言って私たちはお互い家に帰った。

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次の日、黒尾先輩にお礼を言おうと思い
バイトがなかったので放課後まで待つ事にした。

衛輔くんの部活が終わるのを待とうと思っていると、玄関で黒尾先輩に会った
朝倉 七海
朝倉 七海
黒尾先輩!
黒尾 鉄朗
黒尾 鉄朗
お、七海ちゃん!
朝倉 七海
朝倉 七海
あの、昨日はありがとうございました!
そう言って
昨日の夜に作ったクッキーを渡した。

もちろん、朝に衛輔くんにも渡している。

彼は「ありがとう」と言って受け取ってくれた。
黒尾 鉄朗
黒尾 鉄朗
研磨知らない?
朝倉 七海
朝倉 七海
研磨くんさっきハルと一緒にいましたけど…
孤爪 研磨
孤爪 研磨
クロ遅くなってごめん
研磨くんがやってきた。
その後ろから衛輔くんも。
夜久 衛輔
夜久 衛輔
おう!七海!
朝倉 七海
朝倉 七海
衛輔くん!今から部活だよね
夜久 衛輔
夜久 衛輔
今日はオフ!
一緒に帰るか?
朝倉 七海
朝倉 七海
え、そうなの?
じゃあ…一緒に帰ろっかな
孤爪 研磨
孤爪 研磨
また明日ね
研磨くんそう言って黒尾さんと帰っていった。

私も衛輔くんと帰る。

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5日後。
今日は衛輔くんたちの
春高予選の日だ。

みんなと駅で待ち合わせをして
体育館まで歩いた。
間宮 薫
間宮 薫
お待たせ!
佐々木 遙
佐々木 遙
おう!
仲村 聖
仲村 聖
七海はなんでカメラ持ってるの?
朝倉 七海
朝倉 七海
あ、衛輔くんに写真頼まれてて
佐々木 遙
佐々木 遙
七海写真撮るの上手いもんなあ
朝倉 七海
朝倉 七海
そんなことないよ!
間宮 薫
間宮 薫
写真家とか目指さないの?
朝倉 七海
朝倉 七海
うん…、写真撮るの趣味なだけだから
間宮 薫
間宮 薫
そっかあ
みんなで話していると
すぐ体育館に着いた。

音駒高校の応援席を確認して
ギャラリーに向かう。
夜久 衛輔
夜久 衛輔
七海!
朝倉 七海
朝倉 七海
衛輔くん!
頑張ってね!
夜久 衛輔
夜久 衛輔
ありがとな!
孤爪 研磨
孤爪 研磨
ハル
佐々木 遙
佐々木 遙
研磨ユニフォーム似合ってるなあ!
ハルと研磨くんも話していた。

私は黒尾先輩を探していた。
すると…
突き当たりの角から
黒尾先輩の姿が見えた。
朝倉 七海
朝倉 七海
黒尾…、先…輩…
黒尾先輩の横にいたのは
音駒以外の制服を着た女の子。

黒髪ロングで足が細くて
とっても可愛らしい人だった。

(彼女……かな…)
孤爪 研磨
孤爪 研磨
琳華ちゃん
彼女は山下 琳華(やました りんか)さんという人らしい。

どういう関係かまだは聞かなかったが
バレーの試合は毎回見にきているとのこと。

(黒尾先輩のファンなのかな)

少しだけ胸騒ぎがした。
他の女の人と話してるだけで
少しだけ胸が痛くなる。

あの笑顔が私に向けられることは
ないんだろうなと考えると悲しくなった。

(もしかして…わたし…)
間宮 薫
間宮 薫
七海?
朝倉 七海
朝倉 七海
……
間宮 薫
間宮 薫
七海!
朝倉 七海
朝倉 七海
え!何?
間宮 薫
間宮 薫
そろそろ行くよ?
朝倉 七海
朝倉 七海
分かった
私はみんなについていき、
ギャラリーに向かった。

(琳華さんってどんなひとなんだろ…)

とても気になっていた。
それと同時に、私は黒男さんのことが気になっているのだと気づいた。

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今日は1試合目勝てばもう1試合あるらしい。

無事に1試合目に勝利し
午後から2試合目がある

私は衛輔くんのお弁当を持って行った。
孤爪 研磨
孤爪 研磨
あれ、七海じゃん
朝倉 七海
朝倉 七海
研磨くん、衛輔くんは?
孤爪 研磨
孤爪 研磨
呼んでこようか?
私がうなずくと
夜久くんと研磨くんが呼んでいた。

後ろを振り向く赤いユニフォームの彼。
私に気づいて急いで階段を上がってきた。
夜久 衛輔
夜久 衛輔
どした?
朝倉 七海
朝倉 七海
お弁当
夜久 衛輔
夜久 衛輔
試合ん時毎回ありがとな〜!
衛輔くんが試合の時は
私が必ず応援に行くので
お弁当を作っているのだ。

ついでに差し入れも渡しといた。
朝倉 七海
朝倉 七海
次も頑張ってね
夜久 衛輔
夜久 衛輔
おう!
彼はそう言ってまた階段を下りる。
私もみんながいるところに向かった。

廊下を歩いていると
黒尾先輩と琳華さんの姿が見えた。
山下 琳華
山下 琳華
鉄朗、午後もがんばってね
そう言って彼女は彼の手を握っていた。
黒尾 鉄朗
黒尾 鉄朗
うん、ありがとう。
黒尾先輩の笑顔は私に向けられるものとは
違ってとても優しく愛しい笑顔だった。

胸が痛かった。
(早くみんなのところに…)

そう思って急いで戻った。