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この声に反応して後ろを振り返った。
その瞬間心臓がドクリと音を立てた。
冷たい汗が流れ落ちる。
グクは私の耳元で囁く。
私はとっさにグクの手を掴んで その場から逃げた。
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グクの声で気づく、
ずっと今まで走ってきたのだと。
思い出したくもない過去。
私の心に黒い霧ができる。
でも、グクには本当の事を言いたい気持ちが、あった
中学3年生の頃
私はいじめられていた。
その主犯格は、、、、
こいつだ 。
きっかけは 夏休み明け
私はもともとこいつを好いてはいなかった。
けど席が近くなったのをきっかけに
よく絡んで来るようになった。
それに対して私は
と言ってしまった。
何度謝ってもあいつは
そう言って イジメを辞めなかった。
全てあいつのせいだ。
あいつのせいで全てが狂った。
私の中で憎しみがどんどん広がっていた。
そして、助けてくれたのがサラだった。
私は心の中にモヤモヤを残したまま
学校へ向かった。
⚠️べくひょんはこんな人ではありません
べくぺんの人すみません💦
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。