第2話

魔法の花びら
瓶の外は日光が当たって温かかった。
それは日光の香り、私は破片を片付けてコンクリートの床に寝転ぶ。
鉄格子の間から差し込む光の存在は救いの手に見える。
きっと私を救ってくれるんだ。
ね。
私は日光カミサマを信じてガラクタナイフを手にするの、
わたし
わたし
早く行かなきゃ!
ギィー……
こんなに古びたドアの音はとても気分が悪い、寒気が起こるほどに嫌い。
だけどね、その先は赤いカーペット。
大きな窓、何処までも続く長い廊下。
やっぱりこっちで正解なんだね。嬉しい。
その時、バタリと出会ったの。出会わないわけ無いか、
私以外の人が居たの、わたし、私その人の事…仲間だと思った!思ってた、
だってだって、さ
実験者
…こいつ、
わたし
わたし
その実験者が出したのは銃。
私を…撃とうとしてる。
遠距離戦から近距離戦にどうやって持ち込むの?ねぇ。
やめて。撃たないで。どうして、
――
私、投げたの、
ガラクタを、そしたらね、
…パラパラ…ってさ
アイツがね、花びらの様に、宝石の様に舞ったの、
絶対にこっちの方が綺麗!華麗で素敵!でしょでしょ?
だってさ、私の事救ってくれるでしょ?ねぇ。
カミサマ?