重岡side
なんか後ろから視線感じんねんけどw
神山「うわぁ、めっちゃ睨まれてんで?」
やっぱりなw
小瀧「可愛ええよなぁあなたちゃん」
藤井「なんで名前知ってるんw」
小瀧「入学式から目つけとったからなw」
重岡「あいつのどこがええねん」
小瀧「可愛い割に口悪いとこ」
神山「その顔で決めるのいい加減やめぇやw」
小瀧「ええやん!好きになったって!顔はええのがええもん!」
重岡「ほんま、そういうとこやで?」
そんな会話してたら後ろからあいつの友達の声が聞こえた
綾「重岡さんに触られたら気に入られてんねん」
え、そんな噂流れとるん?
俺、別に好きちゃうで?
気にいってへんし
あいつが知らんから触っただけやねんw
小瀧「噂がすげぇー」
神山「すごい噂流れとるなぁ」
藤井「あなたちゃんはぽかーんとしてんでw」
重岡「知らん」
なんでみんなあいつのことばっか
神山「しげは?」
重岡「え?」
神山「しげはあなたちゃんなんとも思ってへんの?」
重岡「当たり前や。女なんてアホばっかや」
あいつを覗いたらな
最後に聞こえたのは大声で俺の名前を呼ぶあいつの声だった
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。