第45話

初ドッキリ
537
2020/05/23 14:51


あなたside

今日は雑誌の撮影

テーマは学校らしい!制服や!!!

着慣れてないからめっちゃ嬉しい



スタッフ「1パターン目は、あなたちゃんが制服。
     皆さんは先生です。  
     着替えてくださいー」

あなた「え、制服ひとりなん?」

スタッフ「憧れの先生的なやつです
     皆さん科目別で先生、
     あなたちゃんは生徒でお願いしまーす」


みんなで制服やと思ってた…
でも、まあ、制服着れるだけでええか

憧れのセーラー服やし!!!!



中間side


あなたが着替えてる間、
収録のカメラ持ってるスタッフがぞろぞろきた。

中間「何事?」

別スタッフ「あなたちゃんの私生活モニタリングで
      来ました。撮影後の楽屋を
      モニタリングするので撮影終わり
      別室にお願いします!」

重岡「楽屋の様子モニタリング?」

別スタッフ「ジャニーズ唯一の女性アイドルのオフを
      モニタリングします!
      濵田くんは1番仲良いので
      本音を引き出す係であなたちゃんと
      一緒に居て下さい!
      あなたちゃん来そうなんで逃げますね」


嵐のように来て去っていった
あなたの楽屋なんていつも通りやけど
ちょっと面白そうやな

みんな着替えてあなた待ち
そしたらすっごい喜んで出てくるあなた


あなた「見て!!!!セーラー服!!!」

神山「めっちゃええやん!!似合うてるで!」

重岡「現役いけるんちゃう?」

藤井「ええやん。かわいい」

あなた「セーラー憧れやってん」

桐山「ええやん!何歳やっけ?」

あなた「聞くな!現実突きつけるな!」

濵田「スカート短いって、伸ばせ」

あなた「こんなもんやって!」

中間「だめやって、生徒指導入りまーす」


スカート伸ばそ思うたら
腕はたかれた


あなた「セクハラ!」

中間「なんでやねん!」


撮影的には先生に憧れる生徒やから
あなたはキラキラした目で見てくる

普通に街中に居りそうなくらい
かわいい

出番じゃないメンバーも待ってる間
ずっと言うてる


重岡「普通にかわいい」

藤井「あんなんおったら教えられへん」

濵田「おれ体育教師やから体操服着てくれへんかな?」

桐山「それは犯罪笑」




あなたside


楽しかったセーラー服も終わり…ちょっと悲しい


スタッフ「2パターン目行きますねー
     着替えてくださいー」


あなた「いってきまーす」


衣装部屋に行くとカメラ持った人たちでいっぱい…


別スタッフ「○○○○のスタッフです。
      これからあなたちゃんが仕掛け人で
      皆さんをドッキリにかけます」

あなた「え!!!!雑誌はウソですか?」

別スタッフ「雑誌はあります!
      お邪魔させてもろうてます」

あなた「なるほど。内容は?」

別スタッフ「あなたちゃんと濵田くんが仲良すぎる
      と言う話からメンバーに
      内緒で付き合ってるのを発見したら
      どんな反応するのかです」

あなた「いつやるんですか?」

別スタッフ「この撮影終わりに濵田くんと
      いちゃついてもらいます」

あなた「崇裕は知ってるんですか?」

別スタッフ「知ってます。他のメンバーには
      あなたちゃんのオフをモニタリングする
      企画として伝えてます。
      なので、二重ドッキリですね、
      濵田くん呼んでもらっていいですか?」

あなた「おっけーです」




桐山side


今度は俺らが生徒で、あなたが先生
着替えて待ってたらなかなか出て来ん


桐山「あなたー!!!まだー!?」

あなた「無理無理でられへん!」

濵田「なんでやねん!はよー」

あなた「ぜったいむりー!崇裕きてー」

濵田「ちょっと見てくるわ」


濱ちゃんだけはあなたの着替えを覗きにいける
サラシ巻くの手伝ってたりしてたし
お互いに絶対恋愛感情のない関係性て
わかりきってるから


*衣装部屋

濵田「!!!!!なにこれ!」

あなた「しっ!どっきりの仕掛け人やって」

濵田「俺が?」

あなた「撮影終わりイチャイチャして
   内緒で付き合うてる雰囲気だしたら
   どう言う反応するのか?だって」

濵田「さっき説明されたんは?

あなた「二重ドッキリやって」

濵田「プレッシャーやわ」

あなた「みんなどうなると思う?」

濵田「怒るんちゃう?」

あなた「なんで濱ちゃんなん!ってなるやろな」

濵田「でも一周回って許されるかも笑」

あなた「それもありえるな笑」

別スタッフ「じゃあ、
      撮影終わりよろしくお願いします!」

濵田「はい!」



桐山side

濱ちゃんが戻ってきて
すっごい深刻そうに言う


濵田「別に普通やねんけど、あなたが  
   AVみたいって言って出てこん」

あなた「それだけは言わんでって
   言ったやん!!!」


あなたが奥から叫んで怒ってる
どんな格好やねん

もう観念したのかすごすごと出てきたあなた。

…うん、えっろい女教師やな


あなた「ピチピチすぎん?」

小瀧「襲われたい」

重岡「いろいろ教えてほしい」

中間「ケツえろい」

藤井「スカート短っ」

あなた「きっしょ」


まあ、見事に
短めタイトスカートにシャツ。
ピッチピチでエロいのは分かる笑


スタッフ「撮影しますよー」


あなたは諦めて撮影へ…
上に白衣を羽織って保健室の先生らしい


あなた「またケガしたん?」


なんて役に入り込もうとセリフを言いながら
撮影してんねんけど
余計にそう見えるから待機組は大盛り上がり笑


小瀧「あんな先生おったら毎日通うわ」

藤井「わざとケガしそう」


グループきってのしっかり者の最年長は
壊れたかのように写真を撮りまくる


中間「やっばいな、あれは」


みんな壊れてもうたわ笑


スタッフ「撮影終了でーす。お疲れ様でした」



あなた「やっと終わったー崇裕ー」


なんて濱ちゃんにもたれかかりにいくもんやから


中間「生徒襲われとるやん」


の一言で撮影会が静かにはじまってた

でもここから濱ちゃんとあなたのモニタリングやろ?

楽しみやな



濵田side

もうドッキリ始まってるってことやんな?


濵田「どしたん?つかれた?」

あなた「つかれた」

濵田「セーラー服も先生も似合うてたで」

あなた「そりゃ、ありがとう」

濵田「一旦休憩してから着替える?」

あなた「うん」



桐山side

楽屋に向かう2人の姿は
なぜかてをつないでいていつもと雰囲気が違う。

保健室のベットに向かう怪しい雰囲気にも撮れて
みんなでこれはあとで写真くれって相談しあってた笑

なんかおかしい気がする


*楽屋 

濵田「楽屋ですよー」

あなた「疲れた」

濵田「衣装チェンジあったもんな」

あなた「なあ、崇裕不足や。いちゃついてもええ?」

濵田「あいつら来るで?」

あなた「せやけどさ…崇裕といちゃつきたいやん」

濵田「まあええわ、おいで」

あなた「やったあ。さみしかったで?」


っていいなが、ソファに座る濱ちゃんの膝の上に
対面で座るあなた

タイトスカートで短いから跨がりやすいんやろうけど
考えて…ほんま



*モニタリング室

重岡「えろい」

藤井「どういうことなん?」

中間「付き合うてるの?」

神山「え?」

小瀧「そんなんうそや」



*楽屋

あなた「シャツもピチピチで苦しかってん」

濵田「終わったんやから脱いだらええやん」

あなた「だるい」

濵田「はいはい、ボタン外すで?」

あなた「はあ、苦しかった」

濵田「スカートは大丈夫なん?」

あなた「スカートもキツい。
   サイドにファスナーある」

濵田「はいはい、おろしますよー」



*モニタリング室

重岡「もうやばいやん、始まるやん」

小瀧「スカートはやばいって」

中間「なんなんこいつら付き合うてるん?」

藤井「いくら濱ちゃんでもあかんて」

神山「おかしいって!!」



*楽屋

あなた「崇裕はくるしくないん?」

濵田「制服言うてもいつもと同じやん」

あなた「そっか」

濵田「シャツ、パツパツやったな」

あなた「せやねん、上も下もタイトで
   苦しかったわあ」

濵田「でもコスプレみたいで楽しかったやろ?」

あなた「雑誌の楽しみはそこやね笑」



*モニタリング室


急にあなたが濱ちゃんの首に抱きつきだした


小瀧「もうやばいって」

重岡「え、あなたのオフ見ようと思ってただけやのに」

中間「衝撃の事実」

藤井「これ放送できひんて!」

神山「やばいって止めな!」



*楽屋

あなた「今日さ、どっちの家帰る?」

濵田「あなたの家やろ、近いし」

あなた「崇裕の家実家やもんね」

濵田「せやからあなたの家がええな」

あなた「へんたい」

濵田「何も言うてへんやん」

あなた「なあ、、ちゅーは?」



*モニタリング室

重岡「ちゅーって言った!」

藤井「えろ」

神山「やばいって」

中間「聞き間違いやぜったい!」


*楽屋

あなた「崇裕、
   後頭部抑えてチューしてるフリして?」

濵田「こう?」


まあ、後頭部に手持っていっただけやけど。


あなた「ブラ取るフリしてシャツの中手入れて。
   背中撫でてるだけでええから」

濵田「ほんまやりすぎちゃう?」

あなた「あいつらはそれくらいせんと分からんねん」


*モニタリング室

重岡「やばいやばい、濱ちゃん殴ってまう」

小瀧「絶対うそや!」

桐山side
なんとなくやけど逆ドッキリやろ…

桐山「いや、もう少し見んとわからんて」



*楽屋

濵田「やっぱちゅーは良くないって
   お家帰ってからな?」

あなた「おあずけ?」

濵田「せやね、」

あなた「そんなんいうて太もも触るんやめて」

濵田「ええやんそれくらい」

あなた「崇裕もおあずけ」

濵田「じゃあギューてさせて」

あなた「はい。どうぞ」

濵田「シャツはだけとってエロいな」

あなた「へんたい」



*モニタリング室

重岡「もう無理やって!!!!放送できんくなる」

小瀧「無理無理。楽屋いく!」

神山「俺のあなたちゃん…泣」

藤井「神ちゃん何泣いてるん!」

中間「だめや濱ちゃんでも!!
   あいつ仕事放棄しとる!」

みんな急いで楽屋に行く


*楽屋

あなた「もうそろそろ来るな」

濵田「やりすぎたんちゃう?」

重岡「ストーーップ!!!!」

小瀧「あなたちゃん離れて!!!」

あなた「ドッキリでしたー」

濵田「ドッキリでーす」

中間「え?」

あなた「神ちゃんなに泣いてんの?」

神山「あなたちゃんが、
   どこぞの馬の骨か分からんやつと
   イチャイチャしてたからー」

濵田「俺の認識そんな他人みたいなん?」

重岡「殴り殺すところやった」

藤井「おれも」

小瀧「おれも」

中間「中間家の全勢力を使って
   抹殺しようかと」

あなた「みんな物騒すぎるて」

濵田「おれ、このドッキリじゃなかったら
   殺されてたやん」

あなた「あきとはあんまり反応ないんやね」

桐山「いや、おかしいって思うてん
   なんか違和感というか笑」

濵田「さすが同期やな」

あなた「分かりやすくウソやったよな?」

桐山「ほんまそれ、普通にウソや!って 
   でもみんなおもろいから放置した」

重岡「言えや!!!」

中間「むかつく」

小瀧「ほんま世の中の男性、
   あなたに手を出そうものなら
   7人を倒す覚悟がある方のみで!」

あなた「一生結婚できひんな、私」

神山「ええねんそれで、
   年取っても俺らが養うからー」

あなた「介護付きか、安心やな」

中間「ほんま心臓に悪いわ」

藤井「でもよかったわー」

濵田「俺はともかくあなたは愛されてんね」

あなた「ほんまそれやね」

濵田「以上!ジャニーズWESTでした!」

あなた「ドッキリ!大成功!!」






桐山side

ドッキリの収録が終わって楽屋へ

神ちゃんはあなたの隣を譲らず
濱ちゃんはみんなに無視されてる


濵田「いい加減無視やめてやー」

重岡「あなたちゃんを傷物にしたんやから」

藤井「一生分あなたちゃんもいちゃついてたやん」

小瀧「もう信用できひん」


こんな具合に怒られまくりの濱ちゃん


中間「ほんま安心したわ」

あなた「みんな過保護やね、私も大人なんやけど」

中間「いつまでも子供や」

あなた「なんでやねん。
   でも、みんなが大事にしてくれてんのは
   よう分かったからありがとうな?
   あと、崇裕もお仕事やったんやから許して?」

重岡「あなたちゃんが言うなら…」

小瀧「仕方ない」


濵田side

正直心臓に悪かった
なんの感情がないとはいえ良くない

でも、みんなに愛されとるってのは
伝わったやろうし良かった

これからも8人で仲良く過ごせたらええねん




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