第37話

新しい仕事 その後
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2020/05/13 02:03



重岡side


今日は雑誌の撮影でみんなおる


あなたちゃんの雑誌は異例の増刷をし
ジャニーズWESTの知名度をあげたらしい

俺も友達から聞かれまくった

そんな俺はあの日仕事帰りに買い足した
ほんまにかっこよかった
 


桐山「兄ちゃんの奥さんから連絡きてん
   あなたちゃんかっこええなって。」

あなた「ありがとう!言っといてな?」

小瀧「俺の姉ちゃんからも来てたわー」

神山「妹からも来てた!すぐ下の方」

あなた「嬉しい!!!今日はごはんいこ?
   私がおごっちゃう」

小瀧「やったー!」


あなた「…大毅も来るやろ?」

重岡「お、おん」


あなた「淳太ー崇裕ー!
   今日、私の奢りで焼肉行くでー」

中間「太っ腹やな。8人分やで?
   大丈夫なん?」

あなた「大丈夫に決まってるやん。
   私、他に使うことないもん!
   彼氏もおらんし、物欲ないし」

濵田「じゃあ、心置きなく!」

あなた「楽しみやなあ」



*仕事終わり


あなたside


今日はみんなで焼肉!

大毅が元気ないような
いや、言いたいことあるけど言えんみたいな感じが
気になってしゃあない。


あなた「大毅?いくで」

重岡「…!いまいく」


後から小走りで追いかけてくる大毅を待って
みんなの後を二人で歩く


あなた「なんかあった?」

重岡「や、なんもないで?」

あなた「やっぱり、なんか隠してるやん」

重岡「なんもないって」

あなた「なんで言ってくれへんの?」

重岡「あーかなわんわ、分かったわ言うで?」

あなた「なんやねん、もったいぶって」

重岡「あなたちゃんの雑誌のやつ、
   エロい言うてたけど、普通にかっこええ。
   友達とかから聞かれたりして自慢してん。
   こんなかっこええのがメンバーやって。
   
   みんなみたいにあなたちゃんに言えんかっただけ」


そういうことやったん?
悩んでんのかと思うてた

あなた「大毅はかわええなあ。
   別に言ってくれていやなことないねんで?」


嬉し過ぎて抱きついた


重岡「なんやねん、離してや」

あなた「大毅?自慢のメンバーて言ってくれて 
   ありがとう。
   わたしも大毅のこと自慢やで?」


なんていえば
大毅もギュってしてくれた


重岡「あなたちゃんさ、もっと自信持って
   堂々としてればええねん。
   誰にも文句なんて言わせへん。」

あなた「大毅はほんま恥ずかしがり屋さんで
   でも素直でええ子やね」


ほんとむかしっからあまのじゃく。
大毅も悩むタイプやから
欲しい言葉を言ってくれる。


小瀧「おい、なにやってんねん、
   離れてや」


なんてでかい子供が乱入してきて
大毅はすぐ離れる
ほんと恥ずかしがり屋なやつ笑


あなた「ええやん、のんちゃんには
   崇裕がおるやろ?」

小瀧「は?それは別」

重岡「濱ちゃんあげるからあなたちゃんもらう」

小瀧「なんでやねん、今日は俺隣すわるー」

重岡「だめー」

あなた「望は前2人でランチしたからだめー」

重岡「聞いてへん、ずるい。 
   今日あなたちゃんとなりー!
   で、今度ご飯行こうやー」

小瀧「は?ずるい」

桐山「あなたが困っとるやろ、
   早よ行くぞ」


しぶしぶ言い争いやめてついていく


焼肉屋さんで8人で並んでると
やっぱりこの人たちと居れて嬉しくなる

こんな日常が続くだけで幸せやな



重岡「…あなたちゃん、俺、ずっとメンバーやからな」


なんてこの子はこそっと言ってくれる
本当にいい子で大事な子

   
   

   

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