重岡side


今日はファーストコンサートへ向けての
ダンスレッスンの日。

あなたちゃんはいつもよりにこにこしてて
可愛らしかった。


あなた「なあ、大毅。ずっと見くるけどなんなん？」

重岡「あなたちゃんが、にこにこしてるなーって」

あなた「気づいた？」

重岡「ん？」

あなた「見て見て、新しいレッスン着かったー」

重岡「それでにこにこしてたん？」

あなた「そう！」


あなたちゃんは服を広げながら見せてくれて


あなた「かわいいやろ？これ」

重岡「あんまり着てなかった色やんね」


って言えば


あなた「せやねん！！！初めて買うたかもしらん、黄色とか」


ってすごい喜んでくれた。

女の子らしい格好をしないあなたちゃんが
黄色のトレーナーを着てて嬉しかった。

でも、淳太の色やん…


重岡「でも淳太の色やん」


って言えば
あなたちゃんはニヤニヤしながら


あなた「嫉妬？」

重岡「そんなんちゃうわ！！！」


図星すぎて言い返した


あなた「大毅もまだかわいいとこあるやん
　　　まだ昔みたいにお姉ちゃん扱いしてね」


って言ってハグしてくれた

ちょっとうれしかった。のに
あなたちゃんは意地悪なこともあるから

ボソッと耳元で


あなた「…前みたいにお姉ちゃん！って言い間違ってくれてもええねんで？」


って


重岡「そんなん言ったことないわ！！！！」


言い返すと


あなた「あるよ！神ちゃんに聞いてこよか？」


ってさらにニヤニヤしてた


重岡「だめです…。認めます…」

あなた「素直に認めえや笑」


ってけらけらしていじってくる


あなた「ほんとにかわええな、大毅。
　　　ずっとそのままでおってな」


って頭を撫でてくんねん。

ほんとかなわんな、あなたちゃんには。

照れてずっとあたま撫でられとったら
淳太がきて
いつもの仕返しかのように


中間「赤ちゃん返りか？笑」


っていじってきたから
ウザ絡みしてやった。