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第1話

異世界転生をしました!
336
2020/02/04 16:07
橋本和佳奈
はぁ~
今日も疲れた。家に帰ったらすぐに寝よう
私はそう言うと、横断歩道を渡ろうとした。
そうしたら、見ていた人達が驚いた顔をしていたが疲れがたまっており何故なのか分からなかった。


その数秒後、私は走ってきたトラックに跳ねられた。


…………そっか……私のつまんない人生これまでなんだ…

そして私は、意識を失った。
???
…………て!
……きて!
お・き・て・く・だ・さ・い!!
橋本和佳奈
……ん……
ここは……
私は、よく分からないところに寝ていたらしく今目の前にいる女性に起こされた。
???
ここは、不慮の事故でなくなった人が来るところです。
そして私は、亡くなった人を案内する女神的な存在のシリファーと言います!
橋本和佳奈
案内人?
シリファー
シリファー
はい!
貴女は先程、交通事故にあい亡くなられました。
なので、ここに来たのですよ
橋本和佳奈
あっ……そういえば……
シリファー
シリファー
と、なのでこんなことで命を落としてしまったあなたに朗報です!
ん?
なんか今、軽く言ったけどサラっとひどいこと言ったよね?
すべての交通事故で死んだ人に謝れ!
橋本和佳奈
朗報?
でも私は大人ですから、そんなことをいちいち口には出しませんが
シリファー
シリファー
そうです!
貴女には、第二の人生として私の力で生まれ変わらせることができます!
なので、生まれ変わりましょう!
今すぐ!
なんかこの人、人のはなし聞かないな……
うん……相手にするのもめんどくさい……
大人しく従っとこー
橋本和佳奈
分かった
シリファー
シリファー
ではいきますよ!
『我が母なる光よ
今この者に加護を与え、新たなる生を!
ライエンジェルフラッシュ
光天反射!』
橋本和佳奈
変な詠唱……
と、私がいった後に辺りが光に包まれ眩しくて思わず目をつぶってしまった。

そして、目を開けたら知らない場所にたっていた。


ん?なんかこれデジャブなんだけど
まあいいか

私はそう思って壁に立て掛けてある鏡が視界にはいったので見てみると、黒髪でぱっとしない日本人の私ではなくて、茶髪で顔も整っている十七ぐらいの女の子がそこに立っていた。
思わず鏡に近づくと、鏡の縁に紙が付いていた。

『お久しぶりです!
シリファーですよ!覚えていますか?いますよね?』

なんか、ここだけでこの続きを読みたくなくなるな…
でも、読まないとここが何処だか分からないし…不本意だけど読むか


『多分、うざがってますね。
なので、要点だけ書いときますね!
えーと、今貴女がいるのはモンタニア王国というところのブルタッス州オーヘン村にある丘の家です!
ちなみに、貴女の名前は特にないので、自分で考えて……じゃなくて貴女はそこでは魔女です!
まぁ、あとはテキトーにやってください。
あっ!そうそう貴女は不老不死ですからね!』
ん?
『不老不死』?
なんか、勝手に絶対に死なないようになってる。


何で!
そう思いながら私が右腕を振り下ろした瞬間目の前になにかが現れた。

ん?
なになに、ステータス表示?


名前:???
職業:魔女
レベル:MAX
使える魔法:治癒・火・水・風・土・雷・転移・
      付与・浮遊・光・闇
特技:武術・魔法開発・薬開発・隠密・剣術・呪術
   合気道・暗殺・暗視   
エクストラスキル:精霊魔法・自己再生
ナニコレ……
最強じゃん……
私は元々、本の虫だったから色々な本を読んでいた。
そのなかで、こういう転生ものの本を読んでいたので、知識は一応あった。


でもやっぱり、名前のところ自分で考えなきゃいけないんだな。

何にしよう……
いっそ、前世の自分の名前をとって、ワカナ・ハシモトとか?
でもなんかしっくりこないんだよな。そもそも、自分の名前嫌いだったし……
いっそのこと、自分で作るか

でも、めんどくさいし昔読んだラノベの名前を借りよう。

確か……
ミュートリイナ・フォン・アストリーナ
だったっけな
うん!よし!これにしよう
でも、長いから「リイナ」を愛称にしよう


そうしたら、ステータスの名前のところに
名前:ミュートリイナ・フォン・アストリーナ(リイナ)
となった。


それで、私もやっと新しい人生になったんだと、実感がわいた。
明日からは、なにしようかな。
とりあえず、今日は色々あって疲れたし寝よう。

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