契約は夜に行う
9時くらいにする
今は8時...あと少しか
時間が近づくにつれ、何らかの緊張が襲いかかる
部屋と言うのは、私と亜嵐くんが契約するために用意された部屋
ベットが1つあるだけの部屋
電気が消されていて、満月の光が部屋に射し込む
雲ひとつない綺麗な夜空
ガチャ))
亜嵐くん...
ドキッ___
亜嵐くんは、ベットに座っていた私を押し倒した
すると、亜嵐くんの目は赤く光った
満月の光に照らされている亜嵐くんは、とても色気が出ている
亜嵐くんは自分の腕に噛みつき、自分の口に含む
そのまま私の口に流し込む
亜嵐くんの舌が私の口の中にっ...///
私の口に入り切らなかった亜嵐くんの血が、顎を通って、ぽたぽたと垂れていく
ドクンッ___
血が喉を通った瞬間
今までにないくらいの痛みが、全身に走った
い...たい...
痛すぎる......
亜嵐くんが唇を離した時には、私達を繋ぐ透明な糸が出来ていた
クラクラする...
何も考えられない
首筋を噛まれた
もう、限界だよ...
まだ痛みが残っている...
バタッ
私が亜嵐くんに倒れ込んだ時には
私の意識は飛んでいた
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亜嵐side
〇〇が倒れ込んでやっぱりか、って思った
優しくしようと思ったけど、無理だった
ごめん、、〇〇
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皆が言ったから、〇〇の様子を見にいった
〇〇の手を握った...
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短くてすみません🙇♂️
ここ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。