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ごく普通の中学校生活。部活が終わり、靴を履こうとしたら 靴の間に紙が挟まっていた。内容はこう書かれていた。 『放課後、体育館裏に来てください』

あのね。振り向いたら連れていかれる。 いつも笑っているんだ。 かわいそうだよね。 誰もきずいてない。 静かに。 あーあ。あの子もつれていかれちゃった。

「お父さん！お母さん……ッ！」 13歳の誕生日に、私の日常は崩れた。 人狼を駆除する人狼警察(ウルフポリス)。 彼らに襲われ、彩は全てを失った。 幸せ、日常、家族───全部、全部 「なんで人狼ばっかり、こんな目にあうのよッッ！」 孤独を知った彩と幼馴染の華恋と凛雷は、世界の理不尽に抗うことを決意する。 「人間にいたぶられて殺されるくらいなら、俺が、俺がこの手で……殺して救った方がマシだ！！」 「人間どもを皆殺しにする。それが私にできる、唯一の償いなのよ！！！」 「俺はそもそも、最初からこうなる運命だったんだ。今更後悔はしないさ」 「それは！！あんたの都合でしょ！！」 人狼を救うためのバトルファンタジー、開幕！！ ※2022年10月11日　チャレンジ作品ありがとうございます。