万「ねぇ~、俺腹減った！三ツ谷なんか作って~」



隆「俺かよ…、何食べたいんだ？」



万「そうだな~、なんか材料あったっけ？」






ﾊﾟｶｯ






隆「冷蔵庫の中なんもないってまじで有り得るのか…」



堅「こいつ普段料理とかしねぇから材料もくそもねぇんだろ…」



万「ねぇ俺オムライス食べたい」



隆「あ？いや別に材料あれば作れるんだけど…」



堅「近くのスーパーで買ってくるか？」





すごいな…さっきもそうだけどマイキーのためならすぐ動くんだ…


総長ってそんなに凄い人なんだなぁ…


私も何かした方がいいのかな、？





あなた「あ、の…、私良かったらスーパーで材料買ってk」



万、堅、隆「「「駄目だ」」」



あなた「へっ…私そんなに使えない…？(泣)」



万「わー！！違う違う！！だってあなたが外出たらまたすぐ声掛けられちゃうし…」



堅「お前人と関わったり話したりすんの苦手なんだろ？レジとかどうすんだよ…」



あなた「あぅ…ご、ごめんなさ…」



隆「んじゃ誰か1人男連れてけば？3人もいるんだし」



万「おー！！じゃあ俺行く！！」



堅「駄目だ、さっき2人きりにしてやったろ？」



隆「こいつら2人はダメだ、俺が行く」




ﾜｰｷﾞｬｰ！！！！！




あなた「うっうるさいっ…、じゃ、ジャンケンとか…だめ、ですか…？」



万「…あなたが言うならしょうがない、ジャンケンで決めるか」



堅「そうだな…」



隆「絶対負けねー」






「「「最初はグー、じゃんけんぽん！」」」





万✌

堅✊

隆✋





「「「あいこでしょ！」」」




万✊

堅✊

隆✊






「「「あいこでしょ！！、あいこでしょ！！、あいこでしょ！！」」」






だめだ、一向に決まる気配がない…






あなた「やっぱり私1人で…、」



「「「駄目！！」」」



あなた「ですよね(泣)」



堅「あーもー、キリねぇから行くぞあなた」




ｸﾞｲｯ




あなた「へっ、」



万「待てケンチンー！！」



隆「あ、おいっ、」





ｶﾞﾁｬ





堅「はぁ、はぁ、じゃんけんでこんなに疲れることあんのかよ…」



あなた「あ、の…手…」



堅「手がなんだよ、…もしかして手とか握られるの初めて？」




ｷﾞｭｯ




あなた「ぅ…」




これ、俗に言う恋人繋ぎでは…、？




あなた「…ｶｧｯ」



堅「ﾌﾟｯ、顔真っ赤、りんごみてぇ」



ﾌﾆｯ



あなた「いひゃいっ…」




堅「あ、なぁそういえばお前俺なことなんて呼んでる？」



あなた「へ？」




あ、そういえば呼んだことないかも…皆なんて呼んでたかなあ…、あ！




あなた「ケンチン！！」



堅「それだけはやめろ」



あなた「ﾊｲ…じゃあ…。…あ゛の゛、す゛み゛ま゛せ゛ん゛…名前って…」



堅「うおっ、なんだその声どっから出てんだよ…、堅、龍宮寺 堅だ」



あなた「…堅君、？」



堅「おまっ…///」



あなた「へっ、すみませっ…やっぱり変え…」



堅「待て、変えなくていい、それでいい…」



あなた「え、あ、…はいっ、！」



堅「…わりぃ、もっかい呼んでくれたり…？」



あなた「？堅君、？」



堅「ありがとうございます…」



あなた「だ、大丈夫ですか…」










inスーパー







堅「おっし、何がいるんだ？…マイキーん家何もなかったからな…」



あなた「ううん…卵は確実ですよね、あと…あれ？まさか米もなかったり…」



堅「まっさかぁ～！…いや、心配だな聞いてみるか。」




ﾌﾟﾙﾙﾙ、ﾌﾟﾙﾙﾙ




万『ケンチンなにﾑｽｯ』



堅『明らかに不貞腐れてんなぁw家に米あんの？まさか無かったり…』



万『食料なんもないよ、器具ならある』



堅『まじかお前…わかった、買ってくわ』



万『早く帰ってきて！！！！』



堅『さあ？このままどっか行っちゃおうかな~』



万『ケンチン！！』



堅『わーってるよ、じゃあなw』




ﾋﾟｯ




あなた「あの、米なかったですか…」



堅「ああ、食料無いらしいぞ」



あなた「ぇ…」



堅「しゃあねぇ、全部買ってくか」



あなた「はっ、はいっ、」














NEXT.