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第15話

ピースサイン(米津玄師)
いつか僕らの上をスレスレに
通り過ぎて行ったあの飛行機を
不思議なくらいに覚えてる
意味もないのになぜか
不甲斐なくて泣いた日の夜に
ただ強くなりたいと願ってた
そのために必要な勇気を探し求めていた
残酷な運命が定まっているとして
それがいつか僕らの前に現れるとして
ただ一瞬この一瞬息ができるなら
どうでもいいと思えたその心をもう一度
遠くへ行け遠くへ行けと僕の中で誰かが歌う
どうしようもないほど熱烈に
いつだって目を腫らした君が二度と
悲しまないように笑える
そんなヒーローになるための歌
さらば掲げろピースサイン
転がってくストーリーを

「守りたい」だなんて言えるほど
君が弱くないのは分かってた
それ以上に僕は弱くてさ
君が大事だったんだ
「一人で生きていく」だなんてさ
口をついて叫んだあの日から
変わっていく僕を笑えばいい
1人が怖い僕を
蹴飛ばして噛み付いて息も出来なくて
騒ぐ頭と腹の奥がぐしゃぐしゃになったって
とまどいも外連も消えてしまうくらいに
今は触っていたいんだ君の心に
僕達はきっといつか遠く離れた太陽にすら手が届いて
夜明け前を手に入れて笑おう
そうやって青く燃える色に染まり
朧な街の向こうへ手を繋いで走っていけるはずだ
キミと未来を盗み描く捻りのないストーリーを

瘡蓋だらけ荒くれた日々が
削り削られ擦り切れた今が
君の言葉で蘇る
鮮やかにも現れてる
蛹のままで眠る魂を
食べかけのまま捨てたあの夢を
もう一度取り戻せ

もう一度遠くへ行け遠くへ行けと
僕の中で誰かが歌う
どうしようもないほど熱烈に
いつだって目を腫らした君が二度と悲しまないように笑える
そんなヒーローになるための歌
さらば掲げろピースサイン
転がってくストーリーを
キミと未来を盗み描く捻りのないストーリーを