第31話

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2018/10/29 09:35
昔の渚
俺は生まれてすぐに、親に捨てられたんだ…


そして俺はすぐに、養子として引き取られた。
その家には未来と言う8つ上のお姉ちゃんがいたんだ。
君が渚君?
渚
うん。
よろしくね…
渚
うん…
お姉ちゃんは、とても優しかったんだ…
でも…小学生になり親から血が繋がって無いと言う理由で…虐待を受けるようになった。
渚!これはどういう事?テスト90点とかあり得ない!100点を取りなさい!
そして、蹴られたり、つねられたり…すごくいたかった…
お母さんやめてよ!渚が…痛がってる。
そ、そうね未来の言うとおりだわ…
お姉ちゃんは、こんな僕でも助けてくれた…
お姉ちゃんの部屋
渚
姉ちゃん、ありがとう…
渚は、何も悪くないもん。当たり前じゃん…逆にすごいよ!私いつも点数低いもん…
お姉ちやんは、いつも優しくて…憧れだった
あ!そうだ!渚!私ねバイトして…お給料貰ったの。1000円あげるお母さんに見つからないように…大事なものや、取られたくないものは誰にも見つからない場所に、隠すんだよ。
渚
うん。ありがとう
お姉ちゃんは、俺に沢山教えてくれた…
でも中1の卒業の時…お姉ちゃんは、車に引かれ亡くなった…
渚
姉ちゃん…姉ちゃん…起きて!やだ…死ぬな!死ぬな!
そして、高校入学式の時…お姉ちゃんに、似た顔の人がいた…名前を見てみるとあなたと言う名前だった…


俺はその時あなたに「一目惚れした」
そして今


俺は、お姉ちゃん教えて貰ったように、大事なものや、取られたくないものは誰にも見つからない場所に隠くした。

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