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第1話

素能家
今日から、私はこの、素能家と言う由緒正しき一族の召使いとして働く事になった。大きな門を開く。中へ入り、書斎へと向かう。
(なまえ)
あなた
ご主人様、失礼しても宜しいでしょうか?
緊張した面持ちでドアの前で挨拶をする。
主人
主人
嗚呼。入れ
そう言われ、扉を開き、書斎の中へと入る。そこには、大柄な男性が一人。隣には小柄な女性が座っている。
奥様
奥様
遅かったわね。此処は遅刻厳禁よ?
早朝の5:00に集合と言われたので、三十分も前に着いたはずなのだが、これでも遅いと言われる。どれだけ早く来たら気が済むのか。面接の時も五分前に来て遅いと言われ、説明会の時も二十分前に来て遅いと言われた。この家は何処か狂っている。
(なまえ)
あなた
申し訳御座いません。以後、気を付けます。
そう言って深々と頭を下げる。この家は狂っている。私以外の召使いの全員は辞めて言ってしまった。それには訳がある。この家にはある"試練"がある。その"試練"とは、この家に居る、九人の坊ちゃんの悩み事を解決する。と言うもの。一人でも解決出来なければ即クビ。そりゃあ…召使いが一人も居ない訳だ。一人の召使いに対し九人の坊ちゃん。そしてご主人様とその奥様のお世話をしながら、九人の坊ちゃんの悩み事を解決しなければならない。考えるだけで頭が狂いそうになる。
奥様
奥様
ふんっ。まぁいいわ。貴方、分かっているんでしょうね?
主人
主人
此処は由緒正しき一族の集まる家だ。あの九人の息子達の悩み事を解決してくれ。一人でも解決出来なければ即クビ。だからな
(なまえ)
あなた
承知致しました。私にお任せ下さい
この人達は知らない。私が何処の生まれで何処の育ちかを。
覚悟しておいて下さいね。そして、直ぐに楽にして差し上げます。坊ちゃん