紫耀からLINEはない。
昨日学校に行かされたのは0時ちょうど…
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こうして再び学校へ________…
優太を蹴り飛ばす廉
廉がそういった時だった。
玄関のドアが私達の前で開いたのだ
二日目のカラダ探しが始まった
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紫耀が二階。廉が一階となると私に残されたのは三階
本当は三階には一番行きたくない
一階と二階には別棟へ続く道があるけど三階にはないから
そこに「赤い人」が現れたら下の階に逃げるか
教室に隠れるしか方法がないのだ
廉と別れ、私達も早くと紫耀と階段を登ってる時だった
ザザッ((マイクの音
校内放送が流れる_____
不安と恐怖で胸が苦しい
その瞬間、紫耀の足が止まった。
東棟にはじん達がいる。
しかも二階は東棟と私達のいる西棟を繋ぐ、
大職員室前の廊下や図書室前の廊下があるのだ。
そう言い、私はさらに階段を駆け上がった。
三階に着いた私はどちらに行くべきか悩んだ。
北側には一部屋。南側には4部屋ある。
普通に考えれば北側の一部屋から先に調べるのだろう。
だけど、もしも「赤い人」が三階に来たら
逃げ道がないから追い詰められてしまう。
右には三部屋越えれば、階段があるから
逃げることを考えたら右_____。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。