前の話
一覧へ
次の話

第47話

#37
662
2019/08/19 08:07
廉「なぁ、あなた」

あなた「んー?」

廉「今日さぁ、放課後ちょっといい?」

あなた「いいけど…どしたの?」


不思議がって、首を傾げるあなた。
告白する、なんて言えるわけもないし

かといって、違う言い訳をするつもりもない


廉「話があるだけ!すぐ終わる!」

あなた「…そっか!分かったよ!」


なぁ、あなた
気持ち伝えても、いいよな…?
もし言ったら、きっと、困らせるんやろなぁ

でも俺は、あなたに伝えたいだけやから

*・*・*・*・*

あなた「廉くん!お待たせ!」

廉「おう!」


1日って、こんなに短いんやね。

秒やったで、秒!て、どーでもええわ!←

…ほら、俺頑張れ!

いつも通り、いつも通り、いつも通り……


廉「あの、な…これから俺が言うこと、にはちゃんと返事しなくてええから!!」

あなた「…う、うん?」

廉「…好きや。俺、あなたが好き」

あなた「…え?」


急にあなたの表情が曇りだす。

好き、だけじゃなくてちゃんと、気持ち言わなきゃ。


廉「あなたがじんと付き合ってる事分かってて言うのは、困らせるって分かってた…けど、ずっとモヤモヤした気持ちのままでいるのも違うなって…」

あなた「…うん」

廉「せやから、俺のこと振って!んで、俺の気持ちはそこでもう吹っ切る!…自分勝手って分かっとるけど、これからもあなたとは仲良くしてたい。また4人で出掛けたいし!」


さっきまで曇ってたあなたの顔も、いつも通りになって、


あなた「…ごめんなさい。廉くんとは…友達でいたい、です」

廉「…うん、ありがとう」

あなた「もしかしたら気まずくなったりしちゃうかもだけど…でも廉くんは私の大好きな友達だから!」


そこだけは分かっておいて!

そう言いながら、笑いかけてくるあなた


廉「おう、分かっとる!」

あなた「これからも授業中頼りまくるね?」

廉「それは任せとき!笑」

*・*・*・*・*

廉「ああぁぁぁ!!!」

彩「なになに、うるさ」

廉「…結構しんどいわ」

彩「…よし、タピるか〜!」


あの後、あなたとわかれ、教室で1人浸っていたら成瀬が来た。

先生が私に雑用やらせた。ってめっちゃ怒ってた笑


彩「…すぐに忘れらんなくても、だんだんと、ね!」

廉「…おう」


なんだかんだ、成瀬には助けて貰ってる。

こいつ良い奴やからな。笑


廉「成瀬ありがとな。」

彩「やだ、なに急に。なんか気持ち悪…」

廉「奢ろうとか考えてたけどやめるわ!」

彩「え、やだやだ!ごめんって〜」


俺なりに切り替えてけば大丈夫!
まぁ…隣の席やけど。
けど、好きになったのがあなたで良かった。


✄-------------------‐✄

作者です!

なんかざっくりした感じ…?

ですかね……??(すいません汗

これで廉くんのターン一旦終了です!!
最近♡と☆の通知が来てすごい嬉しいです🤭


ありがとうこざいます〜!!!!

プリ小説オーディオドラマ