第39話

#31
825
2019/03/29 14:39
あなたside
その後、彩と廉くんとも合流し、

まだ乗れていなかった乗り物にも乗り、

楽しく過ごせた。
勇太「あなたは俺と手繋いでてね」

あなた「えっ、ずっと?!」

勇太「じゃないとはぐれるじゃん」

あなた「そんな小さい子扱いしないでよ〜」

廉「じゃあ俺ともつなぐ?」

あなた「廉くんまで!やめてよ!!」
みんな私のこと小さい子扱いだ…

彩は私の味方だもんね!!!
彩「手繋ぐの恥ずかしいなら、カバンの紐とか??」

あなた「…彩も同じだ……」
彩も、じんと廉くんと同じでした。


*・*・*・*


あなた「楽しかったあ!」

廉「大変なこともあったけどなあ」

あなた「っ、それは…」

廉「なんてな!俺は気にしてへんよ!」

彩「私の不注意でもあるしね」

あなた「2人とも…ありがとう!」
あっという間に時間は過ぎて、もう夕方。

今、みんなで帰宅中。
あなた「また行こうね?」

勇太「いいけど、スマホの充電忘れずに」
そう言って、私の頭をぽんっと優しくたたくじん。
廉「それは正論やね笑」

あなた「気をつけます…」

彩「じゃあ、私はこの辺で!」

廉「俺もそっちや!」
彩と廉くんの家の方向は少し近いみたいで

同じ場所でお別れ。
あなた「ばいばーい!」

勇太「またね」

彩・廉「じゃあね(じゃあな)!」
学校帰りと同じように、じんとの2人きりの時間。
あなた「今度はどこ行こっか!」

勇太「んー…」

あなた「水族館とか?…食べ歩きも!でも…」

勇太「俺はあなたの家行きたい」

あなた「いいじゃん!…って、私の家?!」
何か変なこと言った?とでも言うかのような

顔で私の方を見てくるじん。

実はまだ、お互いの家に行ったことがない。
あなた「そ、そんなの緊張するよ!」

勇太「行きたいなぁって、思っただけ」
思っただけ、って言いながら

結構拗ねてる顔してるんですけど……
あなた「わ、わかった!今度うちに来ていいよ!」

勇太「まじ?ほんとにいいの?」
子犬のような、うるうるの目で

むしろ喜んでる顔をしてるじん。

…そんな顔されたらNOなんて言えない
あなた「本当です!」

勇太「じゃあまた後で」

あなた「うん!今日はありがと!」

勇太「うん、おやすみ」

あなた「おやすみ!」
さっきまではあんなにはしゃいでたのに、

最後はやっぱり大人なじん。



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