りうちゃんが、あなたのいれいすに呼んでほしい名前のことを、忘れた?どうでもいい?
バッカじゃないの。
りうちゃんがっ、どんだけ、、、、
悲しんで苦しんだか。
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これは、__あなたのいれいすに呼んでほしい名前と出会う1年前のお話________
りうちゃんは、ある日突然
記憶障害になってしまった____________
普通、事故とかで起こるはずなんだけど、___
記憶障害は、簡単に言うとね。喪失とは違って
記憶障害になるまでの記憶は保存されてるの、
でも、記憶障害になってからは、夜眠りについて、頭が今日の出来事を脳に記憶している最中に、
記憶をしまうタンスがいっぱいで、記憶されず、朝を迎えてしまう。
だから、朝起きたら『気づいたら、1日経っていた』ということになっている。
それが何回も繰り返されると、大変なことになる。
だから、りうちゃんは夜今日のことをメモして、朝早く起きて読んでいたの。
寝なければ、2日分記憶することは可能なんだけど、、
そうすると、りうちゃんがもたない。
お医者様は、いつか治ると言っていた。だから、りうちゃんは僕にしか話さなかった。
「…心配をかけたくない。されたくもない」
りうちゃんは、そう言った。
はっきり言って僕は、言った方が良いと思った。
6人でいれいすだし、隠し事はない。お互いを知り尽くしている。
だからこそここまで来れたのではないか。
そう思ったから。
でも、________僕はりうちゃんの意見を尊重したいと思った。
だからこそ僕は、できる限りのサポートをした
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あなたのいれいすに呼んでほしい名前が居なくなって、1年がたった
ある日______
結果は直ってた。
ほんとに嬉しすぎて死ぬかと思ったよ。いや、死んでたかも。ww
でも記憶障害の期間の記憶はやっぱり保存されてないから。
思い出せないらしい
だから、それからも毎日毎日記憶障害期間にあったことを、知っては________
あなたのいれいすに呼んでほしい名前と会いたい、思い出したい。と苦しんでいた。
だから、僕は決めた。日記からあなたのいれいすに呼んでほしい名前を消す______
とても迷った。迷いに迷った。
でも______
これがりうちゃんにとって1番良いんだよ
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でも、それであなたのいれいすに呼んでほしい名前を傷つけてしまったよ
僕の判断は、正しい物だったのだろうか。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。