ふうがはいつもよりなんだか疲れている顔をしてて
寝てないんだなぁって一発でわかる顔色だ。
「ぶっちゃけ昨日寝てないでしょ?笑」
「いや寝れへんかってん!寝たかったわ俺も、、」
「授業中寝るに120円かけるわ笑」
「何その微妙な金額、笑」
「てかさっき話そうとしてたの何?」
「いやさあ、~~~」
「ふーん、てか気になってるん?そいつ」
気になってるって一言も言ってないのに、
気づかれそうになってる。
やっぱり小さい頃からいれば気づくのかな、?
「はぁ、!?そんなんじゃないし、別に、」
「まっ、お前のタイプではないしな笑」
確かにタイプの顔は風雅だけど、
別に私から好きになることはないと思う。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!