第20話

にじゅう。
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2022/05/05 21:00
絵「それは私関係ないしー。」

『親から仕送り、多めにもらってるから大丈夫だよ。』

彰「そこまで迷惑かけれねぇよ。」

『でも。、彰人くんの親は許してくれるんでしょうか…?』

絵「あー、親?毎晩帰ってくるの遅いし、彰人ももう高校生だし、普通に許可してくれるでしょ。」

彰「お前は迷惑じゃないのかよ。」

絵「え?私?いる方が迷惑。」

彰「絵名じゃねぇよ。あなた。」

『私は大歓迎だよ。一人より二人の方が楽しいし。』

絵「まぁ、あくまで案だから、どうするかは彰人とあなたちゃんで話し合いな。じゃっ、私は二度寝してくる。」

『おやすみなさい!』

彰「……まぁ、とりあえず、学校行くか。」

『だね。』


.


冬「彰人にあなた、おはよう。」

『お、冬弥、おはよっ。』

彰「はよー。」

冬「今日は彰人、いつもより早いんだな。」

彰「おー、まぁ、気分。」

冬「なるほど。気分か。」

『そういうときもあるよね〜。』

冬「唐突だが、二人が友達になってくれて良かった。」

『いきなりどうした。』

冬「幼馴染のあなたと親友の彰人、二人とも一緒に登下校できることが嬉しいんだ。」

『冬弥、良いこと言うね。』

冬「そうか?普通のことだが。」

彰「これを普通に言えるのが凄ぇわ。」

『だね。なんの恥ずかしげもないんだもんね。』

冬「??あ、そうだ。あなた。」

『ん?』

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