第21話

にじゅういち。
297
2022/05/06 23:00
冬「今日、愛読している本の新作がでるからショッピングモールに行くのだが、あなたも行くか?」

『今日は…、ちょっと待ってね。予定確認してみる。昼休みに伝えるね。』

冬「嗚呼。彰人はどうだ?」

彰「俺も予定確認しねぇとわかんねーな。」

冬「そうか…。」

『そんなシュンってしないで…!行けるかもしれないから!ね?』

冬「そうだな。」


.


彰「またな、冬弥。」

冬「嗚呼。また。」

『後で予定伝えるねー。』

冬「ありがとな。」

『いえいえ!』


.


彰「お前は本当に良いのか?」

『うん。』

彰「俺、一応男だけど。」

『知ってるよ。でも、信用してるから。』

彰「俺も…、大丈夫。手は出さないって約束するし。」

『ほんと!?』

彰「こんなタチ悪い嘘つくわけねぇだろーが。」

『確かに。笑』

彰「今日、荷物まとめるから、冬弥のやつ行けねぇかも。」

『私、手伝うよ?』

彰「いや、一人でいける。だから、お前は冬弥と行ってやれ。」

『本当に大丈夫?』

彰「おう。」

『たしか、お客さん用の部屋に、ベッドと机とクローゼットはあった気がする。』

彰「結構あるな。」

『あ、でも、タンスはないかも…。』

彰「別にいらねぇよ。」

『私の部屋にタンスっていうか収納庫的なやつが一つ余ってたから、それでよければ貸すよ?』

彰「おー、なら頼む。」

『任せないっ!👍』

彰「だいたい衣服類と教材ぐらいで済みそうだな。」

『そうだね。他に必要なものがあるならまた取りに行けばいいもんね。』

彰「だな。」

『…合鍵、渡すね。』

彰「お、サンキュー。」

『絶っっ対、落とさないでね。』

彰「馬鹿にすんなよ。」